芋とたこの合わせ炊きレシピ。骨もウロコも無いタコは意外と調理しやすい食材!
芋・たこ・南京(かぼちゃ)といえば女性の好きな物として有名です。
誰が言い出した事なのかと調べてみると・・江戸時代の浮世草子作家である井原西鶴。
“とかく女の好むもの芝居・浄瑠璃・芋、蛸、南京”と述べた言い伝えのようなものらしいとのことです。
芋とたこの組み合わせ?
今回は新鮮な捕れたての飯ダコが手に入ったので、それならば!と芋と合わせた一品を作ってみました。そして嬉しいことにこの2品には綺麗になる成分がいっぱいなんです。
タコにはタウリンが豊富に含まれていて、体内の悪玉コレステロールを下げ血液をさらさらにしてくれる効果があり、そのため体内の新陳代謝が活発になると言われています。
サツマイモには食物繊維とヤラピンが含まれており、特にサツマイモだけにしかないヤラピンは緩下( かんげ)作用があることで知られています。食物繊維とヤラピンの相乗効果で便秘解消には大きな効果が期待出来ます。またビタミンCやE、カルシウムもたっぷり含まれていて、お肌にもうるおいを与えてくれます。
いもたこの合わせ炊きレシピ
材料
飯ダコ 3匹~5匹
サツマイモ1本
水カップ2
砂糖大さじ21/2
みりん大さじ2
しょうゆ大さじ2
塩少々
作り方
1. タコはたっぷりの塩(分量外)で何度かもみ洗いをしてぬめりをとります。
頭(胴)の中もクルリとひっくり返すようにしてよく洗います。
目や口も取ります。
(目はつぶさないように抜き取るようにするとうまく出来ます)
吸盤の汚れも取り除き、塩を入れた湯でさっと湯がいたら、食べやすい大きさに切っておきます。
2.皮を剥いたサツマイモを1cmほどの輪切りにしたら水にさらしてアクを抜きます。
鍋に水と砂糖、みりんを入れたらサツマイモを加え弱火で7~10分ほど火をとおします。
(サツマイモはゆっくりと熱を加えることで甘味を十分に引出します)
3.醤油とタコを加えさらに煮含めます。
4.時間があれば1時間ほどおいてから食べるとさらに味がなじみます。
食べ過ぎる美味しさです
じっくりと火をとおしていっそう甘くなったほくほくのサツマイモと柔らかいタコの食感の取り合わせが楽しくて、昔の女性達もこれが好きだったんだ~なんて思いをはせながら、ついつい食べ過ぎてしまう美味しさです。
生のタコは目に入っても調理の仕方がわからず、ちょっと手に取るのをためらってしまう食材かもしれませんが、うろこや鋭い棘もなく処理は思ったより簡単です。
また飯ダコは卵入りのものは高値ですが、卵にこだわらなければお得プライスで購入出来ます。
輸入のボイル物とはひと味違うクニュッとした食感をぜひ楽しんで下さい。