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美肌を作るスイーツ♪薬膳デザートレシピ3種「りんごのくず煮」



主に中華の薬膳に使われる食材でつくる、肌のためによい甘味をご紹介します。

 
りんご

ヨガ食を勉強すると、砂糖を摂ることや、体を冷やすものを食べることは避けるべきだと教えられます。ですから、アイスクリームなどは最悪の食べ物ということになります。特に白砂糖は体を酸性にし(骨粗しょう症の一因になるとされています)、一緒に調理した他の食材のミネラルやビタミンを破壊してしまうので、甘味類をつくる場合は、干しブドウやあずき、果物のほのかな甘みを利用します。


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しかし、日常生活の中で、砂糖を完全に摂らないということは難しいですし、スイーツ類を我慢するのも精神衛生上かえってよくありませんよね。
今回は、簡単に手に入る薬膳の材料を使って作ることができる、体に優しいデザートのレシピをご紹介します。甘みを付ける場合、砂糖の代わりに米あめやてんさい糖を使うとより体によいでしょう。

 

りんごのくず煮

くずには整腸作用があり、体を温め、血液をキレイにします。

 

材料

りんご1個・本くず粉(大さじ1と2分の1)・水(大さじ3)

 

作り方

1. りんごは8等分にし、さらに一切れを4等分ほどに切ります。無農薬りんごなら皮ごと食べましょう。

2. くず粉を2倍の水で溶いておきます。

3. 鍋に水とりんごを入れて火にかけ、蒸し煮にします。

4. りんごが透明になったら、水に溶いたくず粉を入れ、木べらでりんごと混ぜるように練ります。

5. くずが完全に透明になったら出来上がりです。

 
りんごの甘みだけで驚くほど美味しいので、ぜひ調味料を用いずに作ってみてください。

 

白きくらげの温デザート

白きくらげには肌の潤いを補う効果があります。その他に便秘解消、生理不順の解消に効果が期待できます。

 

材料

白きくらげ・米あめ(砂糖を使用する場合は氷砂糖など)・クコの実

 

作り方

1. 白きくらげを水で戻します。

2. 戻したきくらげを水と一緒に火にかけ、柔らかくなるまで煮ます。

 
煮る時間が短いと、歯ごたえのある食感を楽しめますし、長時間煮ると、きくらげがとろとろした感じになります。蒸し器を使用しても良いです。自分の好みで召し上がってください。食べる時に甘味を加え、クコの実をトッピングします。

 

はとむぎのお汁粉

はとむぎは肌荒れ、美肌つくりに効果のある食材です。利尿作用、便秘解消効果もあります。

 

材料

はとむぎ・甘酒(できれば砂糖不使用のもの)・好みでココナッツミルクを使用してもよい。

 

作り方

ゆではとむぎを作ります。はとむぎを一晩水に浸し、翌日、むぎ1:水4(新しい水で)で炊きます。鍋で炊く場合は芯がなくなる程度まで火を入れてください。温めた甘酒にはとむぎをいれて食します。時間があれば、白玉粉と混ぜてお団子にしてもよいです。

 

甘酒

甘酒も、「飲む点滴」と言われるほど栄養価の高い食品ですので、疲労回復にも役立つデザートになるでしょう。

 
どれも、ほとんど砂糖を使わず、温かいので体を冷やさないスイーツばかりです。体に良いかどうかという視点でデザートを選ぶ習慣が身に付けば、体調管理の上級者になれますね。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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