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ビーツの定番料理ボルシチの作り方~真っ赤なビーツの美容効果とは?



食事
 皆さんは「色」と「食欲」の深い関係をご存知ですか?食事における第六感は、触覚や嗅覚ではなく、実は視覚なのだとか。やはり、見た目がおいしそう、というのはかなり重要なことなのだそうです。


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では、食事をするとき、テーブルクロスの色が青の時と赤の時、どちらがおいしそうに見えるでしょうか。多くの方は「赤」を選ぶそうで、実際、赤やオレンジと言った暖色系は食欲を掻き立てる効果があるのだそうです。面白いですよね。

 

真っ赤なビーツの脱塩効果

 今回注目したい食材は、真っ赤な色が特徴の「ビーツ」です。ビーツとは、地中海沿岸地方原産のカブのような野菜です。ショ糖が多く含まれているため、独特の甘みがあります。このビーツには「脱塩効果」という効能があるとされ、注目されるきっかけとなりました。脱塩効果とは、ビーツに含まれるカリウムの働きによって、摂りすぎた塩分の排出を促す効果のことです。塩分を摂りすぎてしまうと体が水分を溜めこもうとしますから、むくみの大きな原因になります。このむくみ防止に効くのがビーツの脱塩効果というわけです。

 しかし、ビーツというと、普段スーパーなどに置いてある野菜ではありません。食べなれていない方の方が多いのが現状です。ビーツはインターネットで専門の農家さんから購入することもできます。また、缶詰のビーツもありますから、この機会にぜひ手に取られてみてください。

 今回ご紹介したいレシピは、ビーツを使った定番中の定番のレシピです。

 

ビーツ定番レシピ「体の芯まで温まるボルシチ」

材料

牛肉(シチュー・カレー用)・・・1パック
ビーツ・・・3株
トマトピューレ・・・大さじ5杯
玉ねぎ・・・1/2個
キャベツ・・・1/4個
ニンジン・・・1/4本
ジャガイモ・・・2個
ローリエ・・・1枚
コンソメ粉末・・・適量
ニンニク・・・2片
オリーブオイル・・・大さじ2
塩、こしょう・・・適量
サワークリーム・・・適量

 

作り方

1、皮をむく前にビーツを茹でる。竹串を刺して中まですっと通ったらざるにあげて皮をむく。この時素手で皮をむいてしまうと赤い色がついてなかなか落ちないので、ビニール手袋などをはめて行うこと。

2、1のビーツを1cm角の大きさに切る。

3、玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモは、皮をむいて1cm角の大きさに切る。

4、キャベツも縦横1cm幅の大きさに切る。

5、ニンニクは包丁の背で潰しておく。

6、鍋にオリーブオイルと5のニンニクを入れ、弱火にかけて香りが立つまで炒める。香りが出たら牛肉を入れて、軽く表面に焼き色を付ける。

7、焼き色がついたら、牛肉がかぶる位の水とローリエを入れ、火を中火に強めてひと煮立ちさせる。灰汁は取り除く。

8、2、3、4の野菜とトマトペースト、コンソメ粉末を入れてしばらく煮込む。

9、ニンジンに竹串をさしてみて、すっと通ったら塩、こしょうで味を整え、器に盛ってサワークリームを添えたら出来上がり。

 
 ビーツにはカリウムだけでなく、鉄分やビタミンなども豊富に含まれています。むくみ防止だけでなく、美肌にもうれしい成分が、あの鮮やかな赤色には含まれているのです。

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この記事は当ブログのライター「サッチモ・ルイザ」が書きました。

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