体ぽかぽかレシピ♪玉ねぎとショウガの簡単スープで冷え性知らず！

 
昔から「秋ナスは嫁に食わすな」と言われていますが、これはお姑さんが意地悪で美味しいものを食べさせたくないからと言っている人もおられます。
ですが、冷えのことから考えますと、ナスは体を大変冷やしますので、「秋のこれから寒くなる時期に体を冷やすことが体に悪いから食べないように」との思いやりの言葉だともいえるのです。また、秋ナスは種があまりないため、子宝に恵まれにくくならないようと言う言い伝えもあるらしいですね。

 
ナスを食べると体表面の温度が下がっていくことが実験でも確認されているようです。
夏には良い食べ物ですが、秋など寒くなる時期には体の冷えが気になる方にとっては注意が必要です。

このように、食べ物の中には、体を温めてくれる働きをするものと冷やす働きをするものがあります。

 

冬には体を温める食材を

身体が冷えやすい冷え症の方は、体を温めてくれる食材を進んで取りたいものですね。
野菜の中でおススメなのは、玉ねぎです。玉ねぎを食べた実験によると、体表面の温度が上昇したようです。このような時はエネルギー消費量も増えている状態ですから、ダイエットにも良い体によって効率的な野菜と言えるでしょう。
これからの時期は、温かいスープなどの料理に玉ねぎを沢山入れてみてはいかがでしょうか。

 

玉ねぎとショウガの簡単スープ

今回は冷え症に良い、玉ねぎとショウガが入った簡単スープのご紹介をしたいと思います。

 

材料（４人分）

玉ねぎ　　　　　　大１個
生姜　　　　　　　20g
パセリ　　　　　　少々
コンソメキューブ　３個
水　　　　　　　　1200cc
醤油　　　　　　　小さじ２くらい
オリーブ油　　　　少々

 

作り方

1.　玉ねぎは半分に切り、薄くスライスします。生姜は細く千切りに切りましょう。

2.　鍋に、オリーブ油を熱し、薄く切った玉ねぎ・生姜を入れて中火で炒めます。玉ねぎが茶色くしんなりとしてきたら、水とコンソメキューブを入れて強火にしましょう。

3.　2.が沸いてきたら火を少し弱めて、アクを取ります。
　　蓋をして15分ほど煮込みましょう。

4.　仕上げに醤油（小さじ２くらい）を入れます。醤油はお好みで調整してください。
　　器にもりつけてパセリを散らせば出来上がりです。

 
手早くできますので、朝食などにもおススメです。洋食でも和食でも比較的合わせやすいですね。朝に体を温めておきますと、一日中冷えを感じず調子良く過ごすことも可能です。

近頃はスープを持って行けるような魔法瓶が出ていますので、お勤めの方のお弁当、ランチなどにも取り入れてみてはいかがでしょうか。温かなスープで心も体もほっこりと温めましょう。