体を温める超簡単フルーツレシピ3種♪果物でも冷え性対策!
ヘルシーで栄養豊富な果物は、お菓子よりもカロリーも低く、女性に人気のある食べ物です。しかし果物には体を冷やすイメージもあることから、体を温めるためには敬遠している人もいるかもしれません。
確かに果物の中には、体を冷やすものもあります。しかしそれと同時に、体を温める果物や食べ方もたくさんあるのです。
GI値もカロリーも低いのに、ビタミンCやβカロテンはたっぷりの果物を食べて、体を温める方法をご紹介します。
体を温める果物と冷やす果物を見分ける方法
体を温める果物と冷やす果物を見分ける目安は、まず産地と旬の時期を見ます。
基本的に、温暖な地域で取れるものは体を冷やしますし、寒い地域で取れるものは体を温めます。また、冬に旬を迎えるものは比較的体を温めるものが多いですし、夏に旬を迎える果物は、体を冷やすものが多い傾向にあります。
体を冷やす果物
栄養豊富で一年中安定した価格で入手しやすいバナナや、グレープフルーツ、パイナップルなどは南の国の果物だけに、体を冷やすものです。
日本で取れるものでは、夏に旬を迎えるスイカやメロン、秋に旬を迎える柿や梨、みかんも体を冷やす果物です。
晩秋から冬にかけて肌寒くなった時期にも柿や梨、みかんは出回っています。
クリスマスケーキでお馴染みのイチゴも、冬になるとたくさん出回っていますが、本来の旬は4月から5月であることから、食べ過ぎると体を冷やします。
しかし、柿はビタミンCやβカロテンがとても豊富ですし、梨は風邪で咳が辛い時の咳止めとしても効果を発揮します。みかんやイチゴもビタミンCが豊富なので、風邪予防や健康のためには適宜食べていきたい果物です。
ただし体を冷やすので、体を温めるためにも食べ過ぎないように注意しましょう。
体を温める果物
体を温める果物と言うと、秋から冬に旬を迎えるリンゴやブドウ、桃です。
「リンゴが赤くなると医者が青くなる」と言われているように、リンゴには免疫力アップに欠かせないβカロテンやビタミンC、むくみ予防に最適なカリウムが豊富に含まれているので、寒い季節のデザートとしてお勧めです。
免疫力を高める効果の高いイチジクも体を温めるので、スーパーなどに出回ったら積極的に食べるようにしましょう。
体を温めるための賢い果物の食べ方
果物と一緒に温かい飲み物や体を温める食べ物を取る
体を温めるためには、基本的には体を冷やさない果物を選ぶことが肝心ですが、旬の果物にはそれぞれの季節に合った効果があります。
旬の果物を美味しくいただきながら体を冷やさないためには、適量を、体を温める飲み物や食べ物と一緒に食べるのが良い方法です。
果物を美味しく食べるためにお勧めの飲み物は、紅茶やほうじ茶です。
どちらも体を温めるお茶なので、ホットティーとして入れて、果物と一緒に楽しんでみましょう。
また、ナッツも体を温めるので、ナッツと一緒に果物をいただくのもお勧めです。
冷蔵庫から出したばかりの果物はとても冷えているので、果物は食べる30分くらい前に冷蔵庫から出しておき、常温に戻しておくことも忘れないようにしましょう。
果物を加熱する
果物は生のまま食べても美味しいですが、電子レンジやフライパンを使って加熱して食べると、体を温める果物は、より体を温める効果がアップしますし、体を冷やす果物も、体を冷やす効果が減少するのでお勧めです。
ドライフルーツとして摂取する
生の果物のままでは体を冷やすと言われている果物も、ドライフルーツにすることで、体を冷やす効果がなくなると言われています。
また、ドライフルーツは手軽でどこにいても摂取しやすいのもメリットです。
レーズンにプルーン、いちじく、アンズ、パイナップル、キウイなど、様々な種類のドライフルーツが販売されているので、上手に活用して体を温めていきましょう。
体を温めるフルーツレシピ3種
簡単焼きリンゴ
リンゴは皮をむいて8等分くらいの食べやすい大きさに切り、耐熱容器に並べて、ラップをかけて電子レンジで4分から5分加熱します。
好みでバターや体を温める甘味料である甜菜糖を加えても美味しいですし、シナモンを振りかけるのもお勧めです。
体を温める効果が高まるだけでなく、便秘解消にも効果があるので、リンゴから出た水分も一緒にいただきましょう。
昔懐かしい焼きみかん
冬にこたつの友としてお馴染みのみかんは、ビタミンCが豊富で風邪予防にも最適の果物ですが、食べ過ぎると体を冷やすのがデメリットです。
そこで少しでも体を温めるために、みかんを皮のまま焼いてみましょう。
作り方はみかんをよく水洗いして、水気をしっかりふき取ったものを、フライパンで中火で焼きます。
両面に黒い焼き色がついたら出来上がりです。
焼くことでみかんの甘味が増して、食べ応えのあるスイーツになります。
ちょっとエスニックな焼きバナナ
体を冷やす果物であるバナナですが、一手間を加えることで、熱々のエスニックな雰囲気のスイーツとして楽しむことができます。
用意するものはバター10gとバナナ1本です。
作り方はフライパンを熱して、バターを入れて溶かし、バナナを食べやすい大きさに切って両面こんがりきつね色になるまで焼きます。
出来上がったものには、好みで体を温める効果の高いシナモンや甜菜糖を添えていただきましょう。