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自家製ゴーヤ茶を自作する方法とアレンジレシピ



ゴーヤ茶

かつては沖縄で、夏バテ予防の野菜として食べられてきたゴーヤは、品種改良を重ねて、今では日本各地のスーパーで、夏になると見かけるお馴染みの野菜になりました。

そんなゴーヤは、家庭で一度プランターなどに植えると、収穫期にはたくさんの量を収穫することもできることから、そのまま食べるよりも苦味の少ないゴーヤ茶として飲むことができれば、飽きることなく食べきることができます。
自家製ゴーヤ茶の作り方や、美味しく食べるアレンジをご紹介していきます。

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ゴーヤ茶を自作してみる

ゴーヤ茶はゴーヤの実さえあれば、誰でも家庭にある調理器具で、簡単に作ることができるお茶です。
しかもゴーヤ茶にすることで苦味も少なくなり、ゴーヤの実を食べる時に捨ててしまう種も無駄なく使うことができることから、ゴーヤの栄養成分を丸ごと摂取するのにお勧めです。

【作り方】
1.ゴーヤをよく洗い、1mmくらいの薄い輪切りにします。

2.わたから種を分けて(スプーンで分別すると便利です)、種と1で切ったゴーヤを、クッキングシートに重ならないように平らに並べます。

3.天気の良い日を選び、天日で水分がなくなるまで干します。天候の都合などで天日干しができない時は、電子レンジで3~5分加熱し、さらに裏面にひっくりかえして、3~5分加熱して乾かします。

4.すっかり水分がなくなったゴーヤと種を、フライパンに入れて、中火で油をひかず薄茶色になるまで焙煎します。

5.出来上がったゴーヤ茶は、密封容器に入れて保存しましょう。

お菓子や海苔など食品に入っている乾燥剤を入れておくと、より湿気を吸うのを防ぐことができますし、カビ発生の予防にもなります。念のため、冷蔵庫で保存しておくと安心です。

 

 

自家製ゴーヤ茶は飲むだけじゃない!美味しくて手軽なアレンジを楽しむ

自家製のゴーヤ茶を作ったら、ただお茶として淹れるだけでなく、色々な方法で美味しく食べていきましょう。

ゴーヤ茶に昆布茶を混ぜる

【用意するもの】
ゴーヤ茶:2~3g
熱湯:200cc
市販の昆布茶:1回分

【作り方】
1.カップにゴーヤ茶を入れて、蓋をして熱湯を注ぎ抽出します。

2.市販の昆布茶を入れ、よく混ぜて出来上がりです。

昆布茶を入れることで、ゴーヤ茶に残る僅かな苦味が気にならなくなるレシピです。
好みで梅昆布茶を入れても美味しいので、是非作ってみましょう。

ゴーヤ茶の茶殻でゴーヤチャンプルーを作る

【用意するもの】
ゴーヤ茶の茶殻:10gから20g
もやし:200g
キャベツ:1/4個
豚肉(好みの部位で可):200g
玉ねぎ:中1個
卵:2個
サラダ油:適宜
めんつゆ:大さじ3
塩コショウ:適宜

【作り方】
1.ゴーヤ茶を飲んだ後の茶殻を水につけてふやかして柔らかくしておき、種はよけておきます。

2.フライパンに油をひき、ゴーヤ茶と豚肉、玉ねぎを入れてしっかり炒めます。

3.豚肉の色が変わったら、もやし、キャベツを入れて、さらに炒めます。

4.野菜がしんなりしたら、卵を溶いて円を描くようにして全体に回し入れます。

5.焦げつかないよう手早く混ぜて、めんつゆと塩コショウで味を調えて出来上がりです。

ゴーヤ茶を飲んだ後の茶殻にも、まだまだゴーヤの栄養成分が残っています。ゴーヤを余すことなく食べるためにも、生のゴーヤの代わりにチャンプルーにしてみましょう。

ゴーヤ茶で作るご飯の友

【用意するもの】
ゴーヤ茶の茶殻:10g~20g
干しエビ:大さじ2
くるみ:8~10個
サラダ油:大さじ1
醤油:大さじ1
みりん:大さじ1
好みで砂糖:適宜

【作り方】
1.くるみはビニール袋に入れて、麺棒で叩いて砕いておきます。

2.フライパンに油をひいて中火で熱し、ゴーヤ茶の茶殻を入れて軽く炒めます。

3.2に干しエビとくるみを入れて、干しエビが焦げない程度にさらに炒めます。

4.醤油とみりんを加えて軽く炒め、味を調えます。

5.甘い味が好きな人は、好みで砂糖を少し加えても美味しいです。

ゴーヤ茶の茶殻をごはんの友としてアレンジすることで、美味しくご飯が食べられるレシピです。
ゴーヤ茶には胃腸を元気にする効果もあるので、食欲が無い時にも作ってみましょう。

ゴーヤ茶とレーズン入りパンケーキ

苦い野菜として知られているゴーヤですが、意外にもゴーヤ茶は苦味の少ない飲みやすいお茶です。
そんなゴーヤ茶を使って、パンケーキを作ってみましょう。

【用意するもの】
ホットケーキミックス:200g
ゴーヤ茶:100ml
卵:1個
レーズン:大さじ2
サラダ油:大さじ1
好みでケーキシロップやバター

【作り方】
1.卵をボールに割り入れて、混ぜます。
2.1にホットケーキミックスとゴーヤ茶を入れて、ダマにならないようにしっかり混ぜ合わせます。

3.2の生地にレーズンを加えて、ざっくりまんべんなく混ぜ合わせます。

4.フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、フライパンがしっかり温まった3の生地を流し入れて焼きます。

5.表面がブツブツしてきたら、ひっくり返してさらに焼きます。

6.焼き上がったら、好みでケーキシロップやバターを添えて頂きます。

パンケーキにゴーヤ茶を入れると、殆どゴーヤの風味は気にならなくなり、とても食べやすくなります。牛乳でつくるパンケーキよりもさっぱりしているので、食欲が無い時の軽食にもお勧めです。

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