あと一品足りない時にお役立ち!美肌を作る人参レシピ
人参というとカレー、シチュー、ハンバーグの付け合わせ。脇役のイメージです。
けれど、人参には美肌にしてくれる栄養素がギュッと詰まっているのです!
人参に豊富なβカロチンは肌に潤いをもたらす
人参には、βカロチンという栄養素が含まれています。このβカロチン、体内でビタミンAに変わるのだそうです。
ビタミンAは皮膚や粘膜の乾燥を防いでくれる働きがあるそうで、さらに免疫力も高めてくれます。つまり、肌も体の細胞も元気にしてくれるんです。
内側から潤いに満ちている健康な肌は、やはり美しい。筆者は乾燥肌で、そんなパーンと輝く素肌にあこがれてしまいます。
ここで、改めてスポットライトを浴びにくい人参に目を向けてみたいと思います。脇役だっていいじゃないか。いろいろ料理法だってあるんだ。「なんか一品足りないな…」なんてときに、この人参様に頼ってみようではありませんか!
ということで、今回は毎日の食事のお供にぴったりの、人参レシピをご紹介します。
人参のきんぴら
【材料】
人参・・・1本
白だし・・・大さじ2杯
オイスターソース・・・大さじ1杯
煎りごま・・・適量
ごま油・・・適量
塩・・・適量
【作り方】
1. 人参は千切りにする。
2. フライパンを熱しごま油を敷き、温まったら①の人参を入れ、油がなじむまで炒める。
3. 人参が少ししんなりしたら、白だしを入れ、全体に絡ませるように炒める。
4. 絡まったらオイスターソースを回しかけ、さっと絡ませたら火を止める。この時、味を見て、塩気が足りなければ塩を足す。
5. お皿に盛って、煎りごまをふりかけたら出来上がり。
人参に含まれるβカロチンは、油に溶けやすい性質をもっています。ですから、油炒めにして食べると効率よく栄養が摂れるそうですよ。けれど、油炒めばっかりは飽きてしまいますよね。そこで、続いては素朴な味がお気に入りのレシピです。
人参と卵の味噌汁
【材料】
人参・・・1/2本
卵・・・1個
白だし・・・大さじ1杯
味噌・・・大さじ2杯
水・・・適量
【作り方】
1. 人参は千切りにし、卵は溶いておく。
2. 鍋に水を入れ、白だしを加えて煮立たせる。
3. 煮立ったら人参を入れ、火が通るまで煮る。(約3分)
4. 火を強火にしてぐつぐつ沸騰させ、卵を少しずつ回し入れる。
5. 火を中火にして、味噌を溶いて、火を止めて出来上がり。
このお味噌汁は、卵をふわふわにすることがおいしくなるコツです。卵には脂分も含まれますから、βカロチンもちゃんと摂れます。
些細なことかもしれませんが、健康や美容って毎日の積み重ねで獲得できるものだと思うのです。早速、今晩のおかずに人参レシピを一品加えてみてはいかがでしょうか。