胃腸を休めるレシピ「サラミと白身魚のグリル」「白身魚の南蛮漬け」
お肉がメインの食事が続くと、どうしても戻れなくなってしまうメニュー。それが、「白身魚メインの料理」。
脂ののったジューシーなお肉に口が慣れてしまうと、白身魚の淡泊であっさりした味が、物足りなく感じてしまうんですよね。
消化の良さが魅力の白身魚
お肉を食べることは大切です。しかし、お肉ばかり食べていると、老化の原因物質を体が溜め込んでしまう可能性があるのだとか!消化に時間のかかるお肉も、体の組織を作るたんぱく質補給にとても大切ですが、消化されにくく内臓に負担もかかってしまうそうです。
「だけど、野菜ばかり食べているのもねえ。」という方におすすめが、「肉のような味付けをした魚」です。消化のいい白身魚は確かに淡泊な味ですが、見方を変えれば様々な味付けをしやすいとも言えます。
今回は白身魚にしっかり味をつけたレシピをご紹介します。
サラミと白身魚のグリル
材料
タラ(白身魚であればなんでもOK)・・・2切れ
オリーブオイル・・・大さじ1杯
塩、こしょう・・・適量
サラミ・・・10枚
白ワイン・・・1/2カップ
作り方
1.
タラは塩、こしょうをふっておく。
2.
サラミは細切りにしておく。
3.
オリーブオイルと2のサラミを入れてフライパンを弱火にかける。
4.
サラミを焦がさないように焼き、サラミの油とオリーブオイルをなじませ、サラミがカリカリになったらバットにあげておく。
5.
中火にし、4のフライパンにタラを皮から入れ、焼き色がつくまで焼く。
6.
焼き色がついたら裏返し、白ワインを加えて蓋をし、弱火にして蒸し焼きにする。
7.
タラの中まで火が通ったら、お皿に盛って、4のサラミをふりかけ出来上がり。
サラミ独特のコクのある油の風味が、白身魚の味を引き立てます。また、白ワインも魚のうまみを引き出してくれるので、食べ応えのある一品です。カリカリのサラミと一緒にふっくらした白身魚は、食感も味も楽しめますよ。
続いてのレシピはボリュームのある一皿です。
白身魚の南蛮漬け
材料
タラ(白身魚であればなんでもOK)・・・2切れ
玉ねぎ・・・1/2個
人参・・・1/2本
しょうゆ・・・大さじ2杯
酢・・・大さじ3杯
みりん・・・小さじ1杯
ごま油・・・小さじ1杯
片栗粉・・・適量
塩、こしょう・・・適量
作り方
1.
タラは一口サイズに切り、塩、こしょうをふっておく。玉ねぎと人参は千切りにしておく。
2.
小さめの鍋に、しょうゆ、酢、みりん、ごま油を入れて軽く沸騰させ、火を止める。
3.
2の鍋に1の玉ねぎと人参を入れて、しんなりさせておく。
4.
1のタラの水気をキッチンペーパーでふき取り、片栗粉をまぶす。
5.
フライパンを熱し、ごま油(※分量外)を適量入れ、3のタラを揚げ焼きにしていく。
6.
片面がカリッと焼きあがったら、裏面も同様に焼く。
7.
火が通ったら6のタラを3の鍋に入れ、軽く和える。
8.
たれに少しとろみが出てきたら器に盛り、出来上がり。
野菜のシャキシャキ感と、タラのカリッとした食感が食欲をそそります。ご飯のお供に最適です。
胃腸を少し休めたいな、というときにおすすめの白身魚。さまざまな味付けをアレンジして楽しまれてみてください。