> >

普段使いの食材で作れる♪肝臓が元気になる【春の薬膳レシピ3種】



普段使いの食材でお料理できる、春の薬膳レシピをご紹介します。

 
セロリ

2月下旬から3月にかけて、春の季節が始まる頃、植物が芽吹いて伸びてゆくように、体の中でも気の巡りか活発になってゆきます。気持ちが積極的になるのですね。


スポンサードリンク


陽気が暖かくなり血行が良くなってくると、血液の貯蔵や流れをコントロールする肝臓の出番なのですが、ここで肝臓がしっかり働いてくれないと、はやる気持ちに体がついていけず、心身がアンバランスになってしまいます。ですから春は肝臓の働きを応援するための食事を摂ることがポイントになります。

肝臓のために食べたい食材は、レバー、あさりなどの貝類、春菊、ごま、セロリ、アスパラ、菜の花などがあります。今回はこれらの材料を使ってできる献立をご紹介します。

 

あさりと菜の花のリゾット

材料

あさり、米、玉ねぎ、菜の花、白ワイン、コンソメ

 

作り方

1、 鍋に油を引き、みじん切りにした玉ねぎを炒めます。

2、 さらに米を炒め、白ワインとコンソメ、水を加えてリゾットを作ります。

3、 あさりは白ワインで酒蒸しにし、貝を除いて汁をリゾットに加えます。

4、 米が炊き上がったら、あさりと茹でた菜の花を加えて完成です。

 

春菊のごまと松の実あえ

材料

春菊、ごま、松の実、砂糖、しょうゆ、酒少々

 

作り方

1、 ごまと松の実をフライパンで煎り、すり鉢ですります。

2、 1に砂糖、酒、しょうゆを加えてたれを作ります。

3、 春菊を茹でて、細かくきったものをたれにあえたら完成です。

 

レバーとセロリのマリネ

材料

鶏レバー、セロリ、しょうが
※酢、ごま油、砂糖、にんにく、唐辛子、しょうゆ、だし汁(マリネ液)

 

作り方

1、マリネ液を作ります。酒を煮立てて、しょうが、にんにく、唐辛子、砂糖、だし汁を加えてひと煮立ちさせて冷ましたら、酢、しょうゆ、ごま油を加えます。

2、レバーを茹でて、マリネ液に1~2時間程度漬け込みます。

3、セロリをさっと茹でて、2センチ幅に切り、マリネ液に漬けます。

4、レバーを食べやすい大きさに切り、セロリと一緒に盛り付けて、最後にしょうがのみじん切りを乗せて完成です。

 

肝臓を美味しく労って

肝臓はとても大切な臓器で、重要なことを表すのに「肝心」「肝要」という言葉があるくらいです。上記のレシピではあえて薬膳特有の食材は使用しませんでしたが、スーパーの中華食材コーナーなどで簡単に手に入るクコの実(赤い小さな実)は、肝機能を高める効果の高い食材です。スープや炒め物に入れたり、デザートにトッピングしたりして、普段から気軽に摂ることができます。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

Comments are closed.