便秘解消成分が豊富な健康食材・納豆。いつ食べれば便秘に最も効果的?
納豆の健康効果と言えば、「納豆ダイエット」に関してのねつ造が話題になりましたが、便秘解消にはどのような効果があるのでしょうか?
まず、納豆は腸内環境を整えて悪玉菌をへらす納豆菌がたくさんあります。
また、納豆菌だけではなくレシチンという整腸作用を促す物質も豊富に含まれている上、若返り効果のあるサポニンからホルモンバランスを整えるイソフラボンも入っていますから毎日の朝食には欠かせないと思います。
便秘に良い成分がたくさん摂れる納豆
そして、大豆を使っているので食物繊維や植物性たんぱく質も同時にとれます。
特に女性に多いのですが便秘には腸内の環境に起因するものだけではなくホルモンバランスの乱れによって起こる便秘も多くあり、それらのホルモンバランスを整えてくれるイソフラボンが含まれる納豆は便秘解消にはもってこいなのです。
また、食物繊維は腸の老廃物を絡め取って便と共に排出してくれるので納豆は便秘解消だけではなくて健康増進にも役立ちます。
このように納豆は発酵食品の中でも便秘解消をサポートしてくれる「万能薬」と言えるのではないでしょうか?
便秘対策には納豆は朝食べる!
そんな万能な納豆ですが、便秘に効果のある食べ方は朝食にとるとよいということです。
朝起きたばかりの時は消化器官もまだ眠っており蠕動運動(便を直腸に押し出す動き)が鈍いため、水や食べ物を取ることで促進させて行きます。
特にレシチンは腸の蠕動運動を促してくれるので朝食の納豆ごはんというのは理にかなったメニューだと言えるでしょう。
しかし、納豆のネバネバが嫌い、あるいはにおいが気になるという人は多いと思いますので苦手な人のための食べ方もここで紹介しておきます。
納豆のネバネバやにおいが苦手な方は…
ネバネバが気になる人は包丁で納豆を刻んで形を整えて焼く、いわゆる納豆ハンバーグが良いでしょう。
納豆のネバネバはタンパク質ですので加熱することでねば付きが無くなります。
また、においが気になるという人は近年はにおいが抑えられた納豆が販売されているのでそれらを食べるのも良いでしょう。
まずは1週間ほど朝食に納豆を取り入れてみると便秘や体調に効果が出てくるのが実感できると思います。
それでも便秘が治らない、という場合は消化器科の医師に相談することをおすすめします。
最後になりますが、病気を治療する薬と食べ物の根源は同じところにあると言われていますが、納豆はその言葉のとおり食べることで薬になる食品です。
皆さんも日々の生活に納豆を取り入れて便秘を解消して健康な生活を送りましょう!