肌は腸内環境を映す鏡！便秘を解消して肌をきれいにする食べ物はコレ！

　肌は腸内環境を表すとよく言われます。便秘気味の人、よくお腹を壊す人は、肌の調子もいつもなんとなく悪いはず。いつも快食・快便で腸内のバランスがとれている人は、肌にも透明感があってトラブル知らずです。

 
　よく女優さんやモデルさんやアイドルが美貌の秘訣を聞かれて、使っている化粧品ではなく「バランス良く食べる」など食生活のことを答えるのは理にかなっています。仕事上いつもきれいな肌でいなければならない彼女たちは、化粧品より食べるものを見直した方が肌には有効だった経験をしているはずです。肌は外からのどんなに栄養を与えても吸収することはありませんが、食べ物は間違いなく栄養が吸収されます。食べたらすぐ肌の調子がよくなるなどの即効性はありませんが、質のよいものを食べ腸内をいつもきれいな状態にしておくことは、確実に美肌につながります。

 

便秘に効果の高い食品は？

　腸内環境を良くする第一条件は、「きちんと出す」こと。悪いものが腸内に溜まったままでは、腸内で腐敗し体に悪影響が出ますし、どんなに体の良いものを食べても、便が邪魔して正しく体に吸収されません。便秘気味の人はまず、それを改善すべきでしょう。

　便秘にいい食べ物は、まずバナナ。朝イチで食べると数時間後には便意をもよおす程、効き目抜群です。バナナは食物繊維がとても豊富、そして含まれるオリゴ糖が乳酸菌の餌となるので、便通を良くする効果が期待できます。

　もう一つ効果があるのはケロッグから発売されている「オールブラン」シリーズ。特定保健用食品（トクホ）の許可を受けていて、自然の小麦ふすまからできた食物繊維が豊富です。これも朝食べるととても効き目がありますので、一度試してみてください。

 

善玉菌を増やす食べ物は？

　「きちんと出す」ことができるようになった腸内には、何を入れればよいでしょうか。まずは王道のヨーグルト、チーズ、そして納豆などの発酵食品。それとやはりフレッシュな野菜と果物。野菜ジュースでも毎日続ければ効果があります。これを日常的に食べる習慣があると、外食が続いたりインスタント食品を食べたりしてちょっと腸内環境が悪化したとしても、すぐに正常に戻すことができます。肌に影響が出る前に、善玉菌で悪玉菌をやっつけてしまうのですね。

 

腸内環境を整えるには時間がかかる

　このような腸内環境が整った状態になるには、何ヶ月がかかります。１回ヨーグルトや納豆を食べたからと言って、すぐに腸内が健康になるわけではありません。すぐには効果が出なくても毎日腸にいいものを食べて、少しずつ改善していく辛抱強さが必要です。しかしお肌のためを思ったら、化粧品を変えるより確実な方法かもしれませんよ。