夏にピッタリ!便秘&夏バテ解消レシピ「トマトと夏野菜のカレー」
夏の季節になると外出中はエアコンが効いた涼しいところが恋しくなりますよね。
しかし、便秘気味の方が半袖のような薄い服でエアコンが効いたところに長時間いるとお腹あたりの血行がわるくなって蠕動運動が鈍くなったり、室内外の温度差から自律神経が乱れてそのストレスが原因で便秘の悪化を引き起こしてしまうのです。
特にデスクワークが中心という職業の方はこの時期の便秘が一番多く、長時間イスに座ったままの体勢でいると胃腸に負担がかかってくるので、そこにエアコンの冷えを加えると元々便秘体質だった人はさらに便秘が悪化してしまうのです。
エアコンは便秘には大敵!
また、冷えだけではなく夏は発汗による脱水が多くなりますしエアコンは室内の湿度が低くなって乾燥状態になるので暑さと乾燥による脱水もしやすくなるので、腸内の便に含まれている水分も少なくなって便秘気味の状態が続くわけです。
このように便秘も今や夏バテの症状の一つともいえますし、暑い夏こそ体を冷やさないよう適度に温めて自律神経に負担をかけないことが大切と言えます。
夏の便秘を防ぐためには暑いからと言ってエアコンで体を冷やしすぎたりビールや甘い清涼飲料など冷たいものの一気飲みを控えることです。
特に冷たい飲み物やアイスクリームなどは水分補給を通り越してお腹を下す危険性がありますので飲む際には注意しましょう。
夏を美味しく食べる「トマトカレー」の作り方
冷えや夏バテによる便秘を解消をするには食事を工夫するのも効果的です。
夏の便秘とエアコンの冷えを解消するのがトマトカレーです。
作り方
1. ニンニク(1かけ)、ショウガ(1かけ)、玉ねぎ(2個)、ニンジン(1本)をみじん切りにしてバターか牛脂(カロリーの気になる方はオリーブオイル)で飴色になるまで炒めます。
2. 飴色になったところでカットした生トマト(中3個)を入れてさらに炒めます。(忙しい方は酸味が強くなりますがトマト缶1つでもかまいません)
3. トマトの水分が飛んだら小麦粉とカレー粉(それぞれ大さじ6)(市販のルーでも構いません)を振り入れ香りが出るまで炒めます。
4. あとは 3 に炒めた牛肉やオクラやカボチャなどの夏野菜を入れて完成です!
カレーは夏を過ごす現代人の味方!
スパイスは血行や発汗を促す作用があり自律神経を整えてくれますし、玉ねぎやニンジンは食物繊維が豊富に含まれていますので美味しく効率よく便秘を解消することができます。
また、カレーの本場インドにおいてはスパイスを体調に合わせて漢方薬のように調合するそうなので、カレーは薬膳と言えるでしょう。夏の食卓にぜひ取り入れてみてください。
最後に、夏の暑いときはクーラーの効いたところで冷たいものを飲んで涼みたいと考えがちですが、過度に体を冷やしすぎると便秘になってしまうということも忘れないでくださいね。