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新生児~離乳食開始前の赤ちゃんの便秘。大人とは対処法が違います



便秘解消

 

大人と違って赤ちゃんは体の不調を言葉で訴えることができませんから、パパ・ママが赤ちゃんの様子をよくチェックしてあげたいですね。
今回は、新生児~離乳食開始前の赤ちゃんの便秘についてご紹介します。

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赤ちゃんの便秘のおもな原因

新生児~離乳食開始前の赤ちゃんが便秘になるおもな原因は、「水分不足」「赤ちゃん自身の緊張状態」と言われています。
赤ちゃんはよく汗をかくので、知らず知らずのうちに水分不足状態になっていることがよくあります。
もし排便・排尿のペースおよび体重増加のペースが落ちている場合は、母乳不足による便秘を疑ってみましょう。
また、赤ちゃんは静かで落ち着いた環境を好みます。たとえば部屋が明るすぎる、うるさすぎることがストレスとなって便秘になるケースもあります。

 

母乳・ミルクによる違いはあるの?

ミルクの赤ちゃんの便が固めなのに対し、母乳の赤ちゃんの便はやわらかく、便秘になりにくいといわれています。
ただしママの偏食や無理な産後ダイエットなどで母乳の質が落ちると、赤ちゃんの便秘のリスクも上がってしまいます。
(質の悪い母乳はドロドロになる→赤ちゃんが吸う時に力が要る→汗をかいて水分不足になるため)
また最近のミルクは品質が向上しているので、ミルクの赤ちゃんは必ずしも便秘になりやすいわけでもないようです。

 

赤ちゃんの便秘、どうやって判断するの?

赤ちゃんに以下のような症状があれば、便秘の可能性が高いです。
空腹・おしめの汚れ・暑さ寒さ等をチェックしても赤ちゃんの機嫌が悪いようであれば、以下の項目をチェックしてみてください。

・お腹がパンパンに張っている。
・苦しそうにしている、もしくはいきんでいるのに便が出ない。
・最近急に排便のペースが落ちた。
・コロコロとした便が出ている。

排便のペースは赤ちゃんによって異なります。排便が2~3日おきでも、赤ちゃんに苦しそうな様子が無く機嫌がよければ心配いりません。

 

赤ちゃんの便秘の解消法

まずはこれらの便秘解消法を試してみて、しばらく様子を見ても改善しなければお医者さんに相談しましょう。

 

「の」の字マッサージ

赤ちゃんを仰向けに寝かせて下腹部に手を当て、「の」の字を描くようにやさしくマッサージしてあげましょう。
大腸にたまった便を押し出すようなイメージで行うとより効果的です。

 

こまめな水分補給

20~30ccの湯冷まし(ベビー麦茶などでもOK)を、1日5~6回に分けて飲ませてあげましょう。
(果汁やイオン飲料をあげすぎると、糖分のとりすぎになるおそれがあるので注意が必要です)

 

オリゴ糖

市販のオリゴ糖を、白湯やミルクに少しだけ混ぜるのも効果的です。(混ぜすぎると、下痢になることがあります)
新生児に与えるときは、高純度・無添加のものがオススメです。

 

麺棒浣腸

ベビー用ではないふつうの綿棒の先をすこしほぐし、オリーブオイルやベビーオイルをたっぷりつけます。
赤ちゃんを仰向けに寝かせ、綿棒の先をほんの少しだけ肛門に入れて円を描く様にやさしく刺激しましょう。
便が勢いよく出ることがあるので、あらかじめ周囲に新聞紙などを敷く・汚れてもOKな服を着るなどして対策しましょう。

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カテゴリ: 便秘解消

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