> >

呼吸の仕方で便秘は解消できる!自律神経を整える3つの呼吸方法



紫外線
 
便秘の症状に悩む方は年々増えてきていますが、実は呼吸法を取り入れることで便秘を改善することができるのです。


スポンサードリンク



 
一見、呼吸法と消化器系の問題である便秘とは何の関係も無いように見えますが、実は密接に関係しているのです。

 

呼吸の質が便秘に関係する理由

呼吸の目的は新鮮な酸素を肺胞に取り入れてヘモグロビンに酸素を供給することです。呼吸には心拍数を上げるのと同時に腸の付近にある血管の血流を良くする作用もあるので、胃腸の蠕動運動を活発にさせる働きもあるのです。

呼吸が浅くなると体が緊張してこわばり、リラックスできなくなってしまいます。さらに、活性酸素がたまって血液の質が悪くなり、腸の悪玉菌が増殖するので便の質までが必然的に悪くなります。

このような負のサイクルから脱するためにはまず日頃の呼吸法を改善していくことが大切です。

 

便秘解消のための呼吸法

呼吸は無意識で行われるものなので、普段行っている呼吸そのものを改善するのは簡単なことではありません。そこで今回は、休憩時間などを活用して意識的に行う呼吸法を取り入れてみることにしましょう。

 

呼吸法1

まず1つ目の呼吸法は足を肩幅に開いて、手も同時に大きく開いてあくびをするようにゆっくり深呼吸していく方法です。
これは長時間乗っているバスや電車から下りた後に伸びるのと同じリラックス効果で空気がきれいな森などをイメージして行うとより一層便秘解消効果が高まります。

 

呼吸法2

2つ目は大きく息を吸ってから吹き矢を吹くように急送に息を吐く呼吸法です。
まずしっかりと立って背筋をのばしてから肩の力を抜いてリラックスし、お腹に両手をあてます。
次に10秒くらいかけてお腹を膨らましていくイメージで鼻から息を吸っていきます。

 

呼吸法3

最後は腹筋を意識して「ふーっ」とロウソクの火を思いっきり消すイメージで息を吐いていきます。
これを20回やることで横隔膜を刺激してランニングをしているときのような心拍数に持っていく効果があります。

 

自律神経を整える呼吸法

これらの全ての呼吸法には自律神経を整える効果がありますので、取り組みやすい呼吸法を選んで取り組んでみてください。大切なのは継続して行っていくこと。効果が出ないからと言って途中でやめないで、まずは1か月取り組んでみましょう。ただ、続けていても便秘が改善しないという場合には、医師に必ず相談してください。

最後に、普段殊更意識することなく呼吸を行っている私たちですが、こうして意識的に呼吸法を行っていくことで、改めて呼吸の重要性を再確認することができます。
便秘への効果だけでなく心肺機能の向上など健康にも良いことが多いので、便秘の方のみならず家族や職場の方とも実践してみてください。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
タグ:
この記事は当ブログのライター「さっしー」が書きました。

Comments are closed.