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牛乳が便秘の原因に?!便秘解消のために避けたい7つの食べ物



牛乳
 
「健康のためにちゃんと牛乳は飲みなさい!」と、子供の頃よく言われた人もいるかと思います。カルシウムやたんぱく質も含まれていますし、栄養素を考えればとても体に良い食品です。


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しかし、「牛乳は人の腸に合わない飲み物だから、飲むべきじゃない」という声を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか? 実際、それは間違った話ではありません。健康分野での研究が進んだ結果、牛乳が便秘の原因となることがわかってきたのです。

 

牛乳が便秘を引き起こす理由

牛乳には、カゼインというタンパク質が含まれています。このタンパク質は、他の食べ物には含まれていない栄養素です。つまり、牛乳にのみに含まれる特殊なタンパク質なのです。

その他に、牛乳にはベータラクトグロブリンという特殊な乳糖が含まれています。

実は、これらのたんぱく質と乳糖が、腸内でアレルギー反応を引き起こす原因となることがわかっています。そのため、腸の働きが悪影響を受けて、結果として便秘の原因となってしまうのです。

実際、便秘がちな子供にアンケートを取ると、牛乳を飲む習慣を持つ子供が多く見られます。さらに、二つのグループの子供達にそれぞれ牛乳と豆乳を与えたところ、牛乳のグループの子供はそのまま便秘が改善せず、豆乳のグループでは便秘が良くなることがわかったそうです。

 

加熱殺菌が便秘の分かれ目に

ここまでで、牛乳が便秘の原因となり、人体に悪いということをお教えしました。しかし、いくつかの研究では、牛乳を飲んでも便秘にならないという結果も挙がっています。一体これは何故なのでしょうか?

普段飲む牛乳が、一体どういった過程を経て店頭に並んでいるか、皆さんご存知でしょうか? どの牛乳も、牛乳パックやビンに入れられる前に加熱殺菌されているのです。このことは、容器にもちゃんと説明書きがされています。

実は、牛乳が腸内でアレルギー反応を引き起こし、便秘を起こさせてしまうのには、この加熱殺菌が原因となっているのです。

 

加熱殺菌される前の牛乳なら便秘を改善する

加熱殺菌される前の牛乳には、よく知られている乳酸菌も含まれています。しかし、加熱殺菌されることでこの乳酸菌も死んでしまうのです。生の牛乳と加熱殺菌された牛乳には、こうした違いがあります。

牛乳に含まれるたんぱく質や乳糖は、腸内でアレルギー反応を引き起こしますが、乳酸菌には、このアレルギー反応を中和する効果があることがわかっているのです。ヨーグルトが牛乳と違って便秘を引き起こさず、逆に便秘に良いといわれているのはこの乳酸菌のおかげなのです。

店頭に置いてあるような普通の牛乳は、全て加熱殺菌されています。どれも便秘の原因となってしまうので、飲むのは止めた方が良いでしょう。もし生の牛乳が飲める環境にいるならば、飲んでも良いと思います。

 

加熱殺菌後の牛乳以外にもある!便秘改善のために避けたい食品

食事は、あなたの便通の良し悪しに直結しています。便通に悪い物ばかりを食べていると、便が固くなり、便秘の原因となってしまいます。便秘を引き起こしてしまう7種類の食べ物を挙げますので、一度自分の食生活を振り返ってみてください。

 

肉類は、直接的に便秘の原因となるわけではありません。しかし、肉類を多く食べれば食べるほど野菜や茸類などの食物繊維の多い食べ物が減ってしまう傾向があります。便秘が起こりやすい場合には肉類はいつもより減らして、できるだけ野菜を増やすようにすると良いでしょう。

 

乳製品

牛乳やチーズ、そしてアイスクリームなどの乳製品は、便秘の原因になると言われています。これは、乳製品の脂質が高く、食物繊維が無いために、消化吸収と腸内での移動が遅くなってしまうからです。また、市販の牛乳は腸内でアレルギー反応を起こす原因となり、これが便秘の元ともなってしまいます。牛乳を飲むなら加熱殺菌されていない物を選び、アイスを食べるならシャーベット等を選ぶと良いでしょう。

 

チップスなど揚げたお菓子

チップスなどのお菓子は揚げ物なので、脂質を多く含んでいます。そのため、体内での消化吸収に時間がかかるため、自然と便が固くなってしまいます。便秘解消のためには、脂質が少なく、全粒粉を作ったお菓子を選ぶと良いでしょう。

 

菓子パンやケーキ

菓子パンやケーキ、そしてクッキーといった食べ物には、便秘の原因となる三つの問題があります。一つ目は食物繊維が少ないこと、二つ目は水分が少ないこと、三つ目は脂質が高いことです。これらの食べ物は便秘を引き起こす大きな原因となるので、できる限り少なくし、食物繊維の多いフルーツや、全粒粉を使ったものを選ぶと良いと思います。

 

揚げ物

揚げ物は油分を多く含んでいるため、脂質が多い食べ物です。脂質が多いと消化吸収に時間がかかってしまうので、固い便の原因となりがちです。食べ物は揚げると美味しいですが、茹でるまたは蒸すといった調理法を選ぶ方が、便秘解消のためになります。

 

コンビニ弁当や冷凍食品

とても便利な弁当や冷凍食品ですが、これらの食べ物は脂質が高く、食物繊維が少ない傾向が高いです。それに加え、塩分が高いことも問題です。塩分は、体内の水分を保持させてしまうため、便の水分を奪い、固い便の原因となります。できる限り、このような食べ物は控えましょう。

 

熟していないバナナ

バナナはその熟し加減によって、便秘の原因となることがわかっています。未熟なバナナは便秘の原因となりますが、完熟したバナナは水溶性の食物繊維が多いため、便通を良くしてくれます。バナナを食べる前に、それが完熟であるかを確かめてから食べましょう。

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カテゴリ: 便秘解消

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