> >

便秘が続いて吐き気がする…こんな症状がある方は便秘外来を。吐き気を伴う便秘は危険



便秘解消

 

便秘の「排便が困難」という症状以外の症状一つとして「吐き気がある」と聞いたことのある方は多いのではないでしょうか?
吐き気を伴う便秘の危険性について解説していきたいと思います。

スポンサードリンク


 

 

吐き気のある便秘は腸が限界を迎えている証拠

まず、一般的な便秘の場合、便意が起きずに下腹部が膨れ上がったり、下腹部が張った感覚があるなどという状態がほとんどなのです。
そして、正常な消化器官の場合は、食べ物を口から取り入れ咀嚼すると胃に入り、その後消化されて腸に運ばれて栄養を吸収し大腸、直腸で便になり、そして肛門へと排便されます。
しかし、便秘や腸閉塞で腸内に既に便が滞留してそれらが体外へ排出されないまま食事をとってしまうと、食化された食べ物が腸内に送り出すことが出来なくなるので吐き気が出てくるわけです。
「便秘で嘔吐」というと少し大げさだし、気味が悪いと感じてらっしゃる方も多いと思いますが過度に胃腸へ負担がかかると吐いてしまう恐れもあるのです。

 

 

できるだけ早い対策が重要

また、便秘による滞留便を長い間放置しておくと吐き気や腹痛だけではなくオナラや口臭のにおいが強まる可能性が高くなる上、「臭い」によって精神的にも悪い影響を及ぼしてしまうのです。
このように便秘と同時に吐き気が伴う場合は、腸閉塞(イレウス)などの病的な便秘の可能性が高いと考えられるので、出来るだけ早めに対策を取らなければなりません。
この、吐き気を伴う便秘の場合、具体的な対策としては消化器科や便秘外来で精密検査と処置をしてもらうことが一番です。

 

 

便秘にならないためにはバランスの取れた生活を

便秘にならないように以下のような生活習慣を心がけることをお勧めします。
まずは食事と睡眠をしっかりととってストレスをためないことです。
睡眠不足によるストレスは暴飲暴食などにつながり、生活の質を著しく下げます。
特に食事は過度の飲酒やバランスの悪い食事(糖分やトランス脂肪酸などを多く含むジャンクフード)は腸内に悪影響を及ぼすので控えるようにして、腸内の善玉菌を増やすべく食物繊維の多い食材を摂るように心がけましょう。
また、生活のリズムを作るためにも朝起きたらコップ1杯の水や牛乳を飲んだり、1日に1回はトイレに行って排便姿勢を取ることも忘れずに行ってください。
そして吐き気の伴う便秘は「胃腸に大きな負担がかかっている」というサインなので見逃さずに、素人判断・治療ではなく便秘外来など医師の診断を仰ぐことを強く勧めます。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク
タグ:
この記事は当ブログのライター「さっしー」が書きました。

Comments are closed.