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「人気の便秘薬教えて下さい」はちょっと待って。便秘薬のことは薬剤師に相談して



便秘解消

 

「便秘薬」と検索してみると比較サイトなどがたくさん出てきて何を信じていいかわからないですよね。
「人気便秘薬」という響きの危険性や、即効性のある適切な便秘薬の選び方について解説していきます。

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そもそも便秘薬は人気で選ぶものではない

まず、検索エンジンで「便秘薬」などと検索すると人気ランキングなどの比較サイトがありますが、もちろん便秘薬はお菓子ではないので人気で選ぶというのは危険な行為です。
特に便秘薬の包装は女性向けのピンク調が多いので気軽に選びがちですが、「どんな便秘に効くのか」というのを確認せず、不用意に購入して便秘を悪化させてしまう人もいます。
CMで宣伝されている便秘薬やネットで評価の高い便秘薬が必ずしもその人の体に合うとは限らないのです。

 

 

正しい便秘薬の選び方

正しい便秘薬選びのポイントですが、一番手っ取り早い便秘薬選びは薬局やドラッグストアの薬剤師さんに相談すると確実なのでおすすめです。
また、参考までに便秘薬服用時の注意と便秘薬の種類をまとめておきます。
まず、原則として便秘薬はあくまでも対症療法であって根本的な治療ではないため原疾患の診断と治療が必要です。

 

 

便秘薬には順序があります

最初に飲むと良い便秘薬は酸化マグネシウム錠(大腸に滞留している便に水分を含ませて排出しやすくする)を選択することが多いです。
また、これは体質によって飲む量を調節するようにし、効果が現れない場合は併用するか、他の便秘薬に切り替えましょう。
そして同じ便秘薬を長期間使うと耐性が出来てしまいますので乱用は控えましょう。
次に便秘薬の大まかなタイプですが、マグネシウム錠のように腸に水分を送る便秘薬を機械的下剤、小腸や大腸の腸壁を薬剤で刺激させて蠕動運動を促すのが刺激性下剤、腸にかかわる神経を刺激するのが自律神経作用薬となっています。
市販の便秘薬で便秘が改善されない場合は消化器科・便秘外来に行って医師の診察を受けて適切な処置を施してもらうことが一番です。
病院での処方箋で便秘薬を購入すると保険が効きます。
「人気の便秘薬」そういった言葉に惑わされないで下さいね。
悩まない・ストレスを抱えないことも便秘解消法です。

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この記事は当ブログのライター「さっしー」が書きました。

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