しわ対策メイクは環境を整えることから。チップやブラシ、洗ってますか?
目元や口周りの細かいひだが気になるこの頃。メークアップで頑張っているのだけれど、どうもメークでシワをうまく隠せない、という場合は、もしかしたらメークしている環境や道具が悪いのかもしれません。
家の鏡と顔が違う???
あなたには、メークした後に外出先で鏡を見たら、思った以上に厚塗りやムラ塗りになっていた経験はありませんか?これは、うす暗い部屋でお化粧していることが原因なんです。
顔にきちんと光が当たっていれば、ファンデーションやアイシャドウの厚塗りや色ムラは普通、ひと目でわかるはず。窓から外の光がたっぷり入る明るい場所でメークするか、鏡の近くにスタンドライトを置いて、照明で部屋を明るくする工夫をしましょう。
目元、口元メイクはひじをロックして
あなたは忙しいからと、立ったままメークしていませんか?アイラインやリップラインなどの細かい作業には、手元の安定感がキーポイント。ゆったり椅子に座り、テーブルやドレッサーにひじをついて手元がぶれない状態を作ってあげるのがいいのです。気持ち的にも、座った方が落ち着いてメークできるので、完成度も高まります。
大きな鏡で横顔もチェックして
あなたは、ちゃっちゃっとコンパクトの鏡を見ながらメークを済ませてませんか?コンパクトは細かい部分はよく見えても、近視眼的で、顔全体の様子やバランスをチェックできません。
メークは、大きな鏡を前に、全体を確認しながらすることが大切です。大きな鏡だと横顔も見られますし、人に見られる60センチの距離を保つこともできます。
仕上げ段階では、大きな鏡とコンパクトあるいは手鏡の大小両方で、ファンデの塗りムラやリップのはみ出し具合、アイラインや眉の長さ、などをチェックしましょう。
ファンデのダマはスポンジが汚れているせいかも
厚塗りになってしまうファンデーション。スポンジは、週に一度ぐらい両面洗いをしていますか?ダマについてしまうのは、ファンデがこびりついたスポンジのせいかもしれません。
できれば2枚持って、週末にまとめ洗いできるのがベターです。
ぬるま湯で濡らし、中性洗剤をつけてスポンジを握るように洗います。表面がきれいになったら、ぬるま湯ですすぎ、ティッシュペーパーかキッチンペーパーで包んで押すように水分を取ってから陰干しします。1時間もするとフワフワに乾きますよ。
チップの汚れは毎回拭き取って
発色が悪くなってきたアイシャドウのチップ。毎回しまう前に汚れをふき取っていますか?チップは使用後、半分に折ったティッシュペーパーの溝に置き、チップの面が当たるように動かして、色がつかなくなるまでティッシュに色汚れを吸い取らせます。1分もかからないので、マメに実行を。
ブラシも月に1度は洗いましょう
ドサッと濃く色がついてしまうチークの毛。ブラシを、月に一度のペースで洗っていますか?天然毛の場合は、専用のクリーナーで、人工毛の場合は水の中で、ブラシを振り洗いしましょう。乾いたタオルの上に寝かせて、乾かします。これも1時間で乾きますので、是非やってみて。
メークをきちんと見れる快適な環境づくりと、清潔な道具のお手入れ。これだけで、シワをカバーするメークテクが格段に上がります!