下地メイクってなに？化粧下地との違いと下地メイクが必要な理由

 
化粧をする際に初めに行う行程は下地ですが、そもそも下地メイクに何をすればいいのか、下地メイクの役割自体が分からない人も多いかと思います。
よく化粧下地と下地メイクを混同させている人も中にはいますが、その言葉の指す意味は全くの別物です。

化粧下地と下地メイクとの違い

基本的に化粧下地とはファンデーションを重ねる前に塗る化粧品の名前です。
大まかな役割としては、テカリや色のムラを無くしファンデーションを崩れにくくするためのものです。
そして、下地メイクとは洗顔から始まり化粧水・乳液・化粧下地やコンシーラー、ファンデーションなどなど、化粧の基本になるベースメイクのことです。
この下地メイクをするかしないかで、ファンデーションの耐久性や持続性が大きく変わってきます。

最近はアイメイクばかりに力を入れる人が増えていますが、私自身メイクをする上で一番大事なことは、この基礎となる下地メイクだと考えます。
いくらアイメイクをバッチリにしても、肌がボロボロに見えると化粧も映えません。
逆に、アイメイクに力は入れずとも肌を綺麗に見せることができたならば、それなりにナチュラルな印象を与えることもできます。

少しの手間で肌を美しく見せる下地メイク

ただ実際には、面倒で下地メイクを省略し、洗顔後に直にファンデーションをつけたり化粧水の次にファンデーションをつける人もいらっしゃるかと思います。
ですが今は、乳液や日焼け止め、化粧下地等の効果が一本に纏められている化粧品が販売されているので、少しでも化粧の行程作業を手短に省略したい人には、そのような商品もお勧めです。
ほんの少しの手間で化粧のノリを良くし崩れにくく長持ちさせるという効果もありますし、気になる肌トラブルを隠しケアする役割もあるので、特に何かしらの肌トラブルを抱えている人には必要なことだと思います。

例えば、シミやソバカス・クスミ・目の下のクマなどファンデーションだけでは、なかなかカバーしきれない厄介なものは、コンシーラーで上手く隠せるかと思います。
他にもチークやファンデーションだけでは血色にムラがあるという場合は、コントロールカラーなども併用して使うとよりカバー力が増します。

肌を守る役割も果たす下地メイク

また、もともと美肌でファンデーションや下地メイクのカバーもいらないという人であっても、乾燥や紫外線から肌を守るために、最低限の化粧水・乳液・紫外線予防などの下地は行ってほしいです。
コンプレックスを隠すだけでなく、下地メイクにはケアの要素も含まれているので、自分の肌のためにも下地メイクを取り入れてもらえればと思います。

Tweet