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資生堂最古の化粧水「オイデルミン」の歴史。コスメ女子の進化した使い方をご紹介



オイデルミン

 

レトロなボトルが昭和の雰囲気をまとっていて、ついお部屋に飾りたくなってしまう資生堂のオイデルミン。
実は、昭和ではなく明治時代から愛されている資生堂のロングセラー商品なのです。

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資生堂初の化粧品でもあります

1897年に発売されたオイデルミンは、それまで医薬品事業を中心としていた資生堂が初めて化粧品として売り出した、資生堂最古の化粧水なのです!これまで110年以上もの長い歴史をくぐり抜け、愛されてきたオイデルミン。長い歴史の中で、使用方法も進化しているようですよ!

 

 

オイデルミンは拭き取り化粧水

オイデルミンは保湿することが目的の化粧水ではなく、まず肌をきれいにするための“拭き取り用化粧水”です。朝起きてすぐの時、洗顔ができない時、お肌の油分をすっきりさせたい時、軽いメイクの汚れを落とす時などに利用できます。「とにかく朝に大活躍している」というようなお声をよく聞きます。

 

 

化粧文化に貢献したオイデルミン

発売された時期より前の江戸時代には、真っ赤な口紅を塗る華美なメイクや、お歯黒をするメイク、肌に白粉を塗る化粧文化が流行しました。
しかし、“鉛白粉”で鉛中毒を起こす人が多発し、時代が明治へと移りお歯黒禁止令が出たことによって、徐々に素肌を活かしたメイクが見直されるようになっていったのです。
ナチュラルメイクであれば、肌に負担をかけずに落とすことができますし、きれいな素肌を目指す人が増えたので薄化粧文化は定着していきました。
発売されてからクレンジング剤としても重宝されたオイデルミン開発の背景にはこのような化粧文化も関係していたのではないでしょうか。

 

 

現代っ子のオイデルミン使用方法

現代では、昔に比べると進化した使用方法が定着しているようです。メインの化粧水の前に使うブースター(プレ化粧水・導入液)として使っている方が大多数。
事前にお肌の油分や汚れをオフして、後に使う化粧水の浸透力を高めるためにそうやって使うのです。拭き取り力が優れている為、肌の汚れをきれいに落として素肌トラブルを防ぎます。
このため、現代では「使ってから健康的な素肌になった」「肌がツルツルになった」「使用後、モチモチした肌になった」など、肌の状態が整ったという声をよく聞きます。

 
昔も今も愛されているオイデルミン。現代の使い方は若干贅沢な気もしますが、お肌を健やかに保ちたいという願いのこもったお手入れは昔も今も変わらないんですね。素肌を清潔に保つことが美容の原点だと私も思います。まだまだこれからも女性の肌を健やかな状態へと導くために、歴史を超えて役立っていってほしいと思います!

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