すっぴんアイメイクテクニック～薄盛りで目力をぐっと引き上げる方法

 
すっぴんメイクはアイメイクを控えめにするイメージがありますが、それでは物足りないという方もいるでしょう。
すっぴんぽくても目力を弱めるのは不安、もっとかわいく見せたい！という方でも安心してください。
ナチュラルだけど印象的な目元を作りだすことはできます。
メイクしている感じは弱いのに、なんだか引き込まれる目元。
素の魅力を引き出す、すっぴんアイメイクをご紹介します。

ポイントは目元の下地作り！

アイメイクは目元の印象を強めるメイク。目に視線を集めたり、本来の目より大きく見せることができます。
すっぴんメイクでも色とバランスを間違えなければ、生まれつき目元の印象が強いかのような顔立ちにすることができます。
ただし、自然に見せるためにはアイメイク以上に大切なのが目元の下地作り。
まずは、アイメイクをする前の下地をしっかりと作りましょう。

スキンケアの際には乾燥しやすい目元までキチンとケアしてください。
目の下のクマが目立つ方やむくみが気になる方は、ここでケアをしておかなければなりません。
ツボ押しや、冷たいタオルをのせて冷やすなどのケアをしておきましょう。

メイク前のひと手間で、顔の印象をガラリと変えることができます。
メイク前の顔を鏡でよくチェックし、万全の状態に整えてください。

目元用のコンシーラーを用意して

アイメイクにはアイシャドウやアイライナーなどを思い浮かべる方も多いのですが、ぜひ目元用のコンシーラーを用意しておいてください。
目の下の影や、目元にできやすい細かいシミを隠すことができます。
チップタイプのコンシーラーや、麺棒の先にとったコンシーラーを点状に肌にのせ、指でやさしくぼかしてください。

コンシーラーは重ねるほどに不自然な印象になってしまうので、うすく重ねるのがポイントです。
キチンとカバーできるよう、目の下のクマの色によって使うコンシーラー選びましょう。
血色の悪い青色系のクマならばオレンジのコンシーラーを、シミやくすみでできてしまったクマにはイエローのコンシーラーを使用してください。

コンシーラーをなじませたら、ホワイトや淡いベージュ系のハイライトパウダーをサッと重ねます。
コンシーラーがよれにくくなるうえ、目の下に明るさが宿ることでアイメイクが映えるようになります。

アイメイクはラメやメタリック、寒色系を控えて

アイメイクを始める前に、いつものメイク用品を見直してみてください。
ラメ入りのシャドウやブルーやグリーン、パープル系のシャドウは使用しないようにしましょう。
ラメ入りの商品でも、とても細かい粒子のものもありますが、角度によっては目立ち過ぎてしまいます。
部屋で真正面からメイクした時には気づかなくとも、屋外や室内の照明の種類や角度によってはラメだけが見えることも。
すっぴんメイクは顔全体をナチュラルに仕上げてしまうだけに、ラメだけが悪目立ちしてしまうこともあります。
同様にパールやメタリック感が強いアイシャドウも控えてください。

また、人の肌とは対照的な寒色系もやはり浮いてしまう可能性があります。
普段のしっかりメイクには溶け込んでも、すっぴんメイクには合わせにくいカラーです。
ヘタをすると寒色系の印象だけを強めてしまい、病的に見えてしまう可能性もありますので、避けておきましょう。

使用したいのは、パウダーなら粒子の細かいマットな質感のアイシャドウ、またはクリームアイシャドウがおすすめです。
粉が細かいシャドウは肌になじみやすく、ピタッと密着しやすいので持ちがよくなります。
クリームアイシャドウはその質感からも溶け込みやすく、肌と一体感のあるアイメイクが作りやすくなります。

アイシャドウの使い方

色はベージュやブラウン、淡いピンクやオレンジなどを２色用意しましょう。
２色のうち、淡い色をアイホール全体に指でのせて広げます。大きめのブラシでのせても構いません。
濃い色をチップにとり、軽くティッシュオフしてから目尻から目頭へのせていきます。
片方の手の指先でまぶたを上に引っ張りながら、目の際に色をのせるのがポイントです。
淡色と濃色の境目は指でトントンとなじませましょう。
２色だけでもグラデーションができ、目元に立体感が生まれます。

濃い色のアイシャドウを引いた時同様に、まぶたを持ち上げながらアイライナーを細く引いてください。
この時、リキッドタイプのものを使用すると細く入れることができて便利です。
ブラックを細く入れるか、ブラウンで少し太めに入れるなど、自分の目の色とバランスを見ながら試してみてください。

マスカラ・眉メイクの方法

アイシャドウとアイライナーのバランスを見てから、マスカラを決めましょう。
目元に強さを加えたいのなら、ビューラーで上げてマスカラをつけます。
もっと自然に見せたい時は、あえてビューラーをせずにマスカラをのせる方法もおすすめです。

眉はパウダーで仕上げると自然に仕上がります。
眉毛の色が目立つ人は、眉マスカラで色を変えてみてください。
眉が目立ちにくくなることで、ナチュラルに作り上げた目元の印象が強まります。

 
薄盛りだけどすっぴんとは全然違うメイクが完成します。
すっぴんともキチンとメイクとも違う、ナチュラルかわいいアイメイクを試してみてください。

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