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素肌っぽく見せるテク満載!「ぼかし」で作るすっぴんメイク技集



メイク道具
 
すっぴんメイクとは、普通のメイクをただ薄くしたメイクではありません。
あくまでも素肌っぽい、ナチュラルなかわいさを引き出すメイクです。
メイクを薄くしたり、アイテムを引き算するだけではすっぴんメイクは完成しません。
ヘタをすると本当のすっぴんと変わらない、手抜きメイクやメイク下手に見えてしまうこともあります。


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すっぴんメイクのコツはテクニックにあります。
覚えておくと便利なテクニック。上手に活かして完成度の高いすっぴんメイクを作ってみましょう。

 

ベースメイクをぼかして立体的に見せる

普通メイクとすっぴんメイクの違いはメイクの薄さだけではありません。
必要なのは「ぼかし」のテクニックです。
メイクをすると顔の印象が強まりますよね。
普通のメイクならこれで正解ですが、すっぴんメイクなら顔から下との、全体のバランスが大切になります。
顔だけ浮きすぎず、首から下の肌の色や服、全体の雰囲気と相まっていなければナチュラルとは言えません。
特に顔と首の境目が不自然に見えるのは避けたいもの。
下地クリームやコントロールカラーを塗布した後に、何もつけていないスポンジで顔の境目を丁寧にぼかしましょう。

顎のラインや顔の側面は、自分では確認しにくいところ。
特にメイク中に、正面に鏡を見据えていると確認を怠ってしまうところです。
視線と視線の合わない横顔などは、他人から見られる機会も多くなります。
鏡の角度を変えたり、手鏡を使用して確認しながらスポンジをポンポンと押し当てていきましょう。
適度にクリームの油分がとれ、肌と密着してなじみやすくなります。

また、顔全体にのっぺりとクリームを塗るよりは、色の濃淡がつくことで、より立体的な顔に見せることができます。
頬の中央はクリームを多めに、外側へ広げるにつれてクリームの量が少なめになるように塗布すると、メリハリのある顔を作ることができます。

 

アイブロー、アイシャドウを上手にぼかすワザ

アイブロー、アイシャドウにもぼかしテクニックは有効に働きます。
眉はかっちり描いてしまうだけで、メイク要素が強くなってしまいます。
パウダーアイブローがない場合はペンで描き、スクリューブラシをこまめに動かしながらぼかしてください。
ぼかす箇所は眉ではなく、眉と肌の境目です。
描いた眉は消えない程度に優しくこすり、余分な粉を落とすくらいにしておきましょう。

アイシャドウは薄くのせるのが基本ですが、あえて濃くつけてからぼかす方法もあります。
完成したアイシャドウの上にティッシュをのせ、上から指でポンポンと叩いて色を写しとります。
もう少し薄めにしたいときは、何もつけていないブラシで余分な粉をとり、ハイライト用のホワイトパウダーやルースパウダーをアイホールのみに重ねてみましょう。
薄い色が覆うことにより、濃い色が落ち着いて見えるようになります。

目元の印象を弱めないように、目の際には濃い色をのせたままにしたいので、眉下からアイホールにサッと重ねるだけで大丈夫です。
特に2色グラデーションで目元を作ったときには、ぼかすことでグラデーションの境目がきれいになじむのでぜひ試してください。

 

チークをふんわりぼかす方法

チークも同様のテクニックでふんわりと色をのせることができます。
顔の側面に色をのせないよう、ブラシを使うときは頬の中央からこめかみへ向かってブラシをすべらせます。
色を重ねる場合にも、ブラシを往復させるのはNG。
こめかみで止めたブラシは頬の中央にのせ直してから、内側から外側に向かってのみブラシを滑らせましょう。
つけ過ぎてしまったときはティッシュオフして、ルーセントパウダーをのせます。
チークの色の境目に重ねるようにして大きなブラシでパウダーをのせると、肌とチークの色が一体化して見えます。

 

口紅は指でつけるという手も

口紅は、つけてからティッシュオフする方法がありますが、つける際にツールを変えるという方法もあります。
すっぴんメイクなら、「指」を使うのもおすすめです。
口紅を指先でとり、ティッシュオフしながら色と量を確かめ、唇に色をつけていきます。
唇の中央からスタンプを押すように、ポンポンと色をのせていくのがポイントです。
時々、鏡で確認をしながら、好みの色になるまで指を動かしてみてください。
口紅がいっぺんにつき過ぎないため、元の唇の色と調和した、自然な色合いを生み出すことができます。

口紅の色は、肌になじみやすいベージュや落ち着いたピンク系を選ぶのが正解ですが、服に合わせて選ぶ方法もあります。
濃いめの色の服には、唇の色が負けないように強めの色を、淡いパステルカラーの服にはラブリーなピンクやオレンジ系の色を合わせてみましょう。
洋服とメイクに一体感が生まれ、全体の印象が整います。

全身鏡で確認し、口紅だけ印象が強いと感じた時には再度ティッシュオフをするか、上から普通のリップクリームを重ねてみてください。
濃い色がぼかされることにより、肌や服の色合いとなじみやすくなります。

 
丁寧なぼかしを施すことで、しっかりメイクをしてしまっていても、意外とすっぴん風に見せることもできます。
上手にぼかして、ナチュラルな魅力あるすっぴんメイクを作ってみましょう。

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