時間が経ってもヨレない！化粧下地で完璧ベースメイクを作る方法

 
化粧したばかりの朝は綺麗だけれど、時間が経つと皮脂や汗でどうしてもベースメイクがヨレてしまう人は意外といるものです。
毎日のスキンケアも頑張っているし、化粧下地もベースメイクと同じラインで揃えているのに何故？と思うかもしれませんが、実はベースメイクのヨレの原因は、普段のスキンケアや化粧下地の選び方にある場合が多いのです。

 
化粧下地はどれも化粧崩れを防ぐアイテムで同じようなものと思われがちですが、実はそれぞれに特徴や機能があるので、自分に合ったものを選ぶ必要があります。
毎日何気なくしているスキンケアや、何となく使い続けている化粧下地を見直して、時間が経ってもヨレないベースメイクを作っていきましょう。

 

メイク前のスキンケアはしっかり保湿を心がける

ベースメイクを汗や皮脂でヨレさせないために必要なのは、メイクの前に毎朝行うスキンケア方法の見直しです。
忙しい朝はどうしても時間が限られているので、ささっと化粧水や乳液を重ねたり、適当に保湿美容液をつけたりしがちです。
しかししっかり潤っていない肌は、空調や外気に触れるとすぐに乾燥してしまうだけでなく、肌が乾燥すれば過剰な皮脂分泌の原因にもなりかねません。
過剰に皮脂が分泌されれば、自ずとベースメイクはヨレやすく、崩れやすくなってしまいます。

忙しい朝しっかり潤いを肌に閉じ込めるためにも、朝のスキンケアは保湿重視で時間をかけて行うように心がけることが大切です。
例えば洗顔後の化粧水は、コットンに浸み込ませて顔に5分間貼り付けておくことで、肌にたっぷり潤い補給をすることができます。
身支度をしている間やトイレに入っている時間を利用して、肌に水分補給を行う習慣を身に付けましょう。

また、水分補給した後は、潤いを逃さないためにも乳液やクリームで保湿の蓋を必ずする必要があります。
しっかり肌に潤いを閉じ込めることで、肌の状態が整い、化粧下地のノリが良くなるだけでなく、時間が経って崩れにくいベースメイクに仕上げることができます。

 

化粧下地は自分の肌に合ったものを選ぶ

化粧下地は保湿アイテムでもないし、目に見えて顔の状態が変わるメイクアイテムでもないことから、どうしても簡単に選びたいと思う人が多いようです。
確かに高価なものだから合うものとは限らないし、プチプラコスメと言われるお手軽なものでも、優秀なアイテムはたくさんあります。

しかし化粧下地の機能は様々で、皮脂分泌をコントロールしてテカりを抑えるものや、肌の潤いを逃さないように守るもの、さらには肌の色を整えたり、シミやクマ、毛穴を目立たなくさせたりなど、それぞれの化粧下地によって得意な機能は違うものです。
そんな数ある化粧下地から自分に合うものを選ぶことが、ベースメイクをヨレにくくするのに一番大切なことです。

今の自分の肌の状態や、メイクで綺麗に隠したい肌の悩みを認識して、肌の状態に合った一番欲しい機能のある化粧下地を選びましょう。
できれば、ファンデーションなどのベースメイクと同じラインか、同じメーカーのものなら、よりベースメイクとの相性も良く、ヨレを防ぐ効果が高くなる場合が多いのでお勧めです。

 

化粧下地を塗るタイミングはメイクの直前

朝洗顔をして化粧水や乳液を重ねたら、そのまま化粧下地を塗る人は多いですが、肌に保湿アイテムが浸透する前に化粧下地を塗ると、ベースメイクがヨレたりムラになる原因になってしまいます。
ベースメイクを綺麗に仕上げるためにも、できればスキンケアが終わったら、着替えや朝食の片付け、仕事へ行く支度など他のことをしながら、肌に保湿成分や水分がしっかり浸透するまでしばらく時間を置くことをお勧めします。
しっかり保湿アイテムが浸透して、肌がべたべたしなくなってから、メイクをする直前に化粧下地は塗るようにしましょう。

忙しい朝は一度にスキンケアもメイクも済ませたいところですが、長時間メイクのヨレや崩れを防ぐためには、保湿スキンケアがしっかり浸透してから化粧下地を塗ることがポイントです。

 

夜のクレンジングと洗顔をきっちり行う

ベースメイクのヨレを防ぐためには、化粧下地の選び方や日中のスキンケア、化粧下地を塗るタイミングも大切ですが、それと同じくらい大切なのが、夜のクレンジングと洗顔です。

一日中肌にのせていたメイクは皮脂や汗、埃などと混ざり合って、酸化しています。
これらをしっかり落とすだけでなく、毛穴に詰まっている汚れも丁寧に落とすことが、ベースメイクのヨレを防ぐのにとても効果的です。

 

効果的なクレンジング・洗顔方法

方法としてはまず、入浴をシャワーだけで済まさずにきちんとお風呂に入り、体を温めてしっかり毛穴を開いて汚れを落としやすくします。
毛穴をしっかり開いたら、クレンジング剤で手早くメイクを落とします。クレンジング剤には毛穴の汚れを落とすと謳っているものもありますが、いつまでも肌に乗せてマッサージするのは肌の負担になってしまうので、あくまで手早くメイクを落とし、しっかり泡立てた洗顔料で二度洗いすることで、毛穴の汚れをきちんと落としていくのがお勧めです。
すすぎも必ず人肌より少し温めのお湯でするようにし、絶対に擦らないことがポイントです。