乾燥肌におすすめ！肌に負担がかかりにくいファンデーションの選び方

 
ファンデーションのノリが悪い、ぴったり肌についてくれない、というのは、乾燥肌に悩む方の共通の悩みなのではないでしょうか。
お肌が乾燥していると、ファンデーションがなんだか粉をふいたみたいになって厚化粧っぽくなってしまうだけでも憂鬱なのに、化粧崩れもしやすいですから、美にこだわる女子としては一刻も早く何とかしたいところです。
ここでは、乾燥肌をカバーするファンデーションの選び方やつけ方について一緒に考えていきましょう。

乾燥肌にはパウダリーファンデーションは不向き？

乾燥肌をこれ以上進行させないためには、お肌に負担をかけないファンデーションを選ぶようにしたいものです。
でも、せっかくメイクをするんだったら、綺麗なお肌に見せたいですよね。
お肌に過度の負担をかけずに、しかも艶やかで滑らかなお肌を演出するためには、どんなファンデーションを選ぶべきなのでしょうか。

ファンデーションの種類の中では、パウダリータイプが一番手軽で使いやすいですが、乾燥肌にはなかなか密着せず、厚塗りになりがちでしかも化粧崩れしやすいため、リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを使用している、という方が多いのではないかと思います。
こうした液状タイプは、総じてカバー力が高く、塗ってから時間がたっても乾燥しにくいという特徴があるため、乾燥肌でも使いやすいからです。

たしかに液状タイプはパウダリータイプに比べて確かに水分を多く含有していますが、ほとんどの製品には粉を液体の中に分散させるための界面活性剤や、含有する水分の変質を防ぐための防腐剤が添加されています。
さらに、中には油性タイプで強力なクレンジング剤でないとメイクオフできないものも存在するので、さらなるお肌の乾燥を招いてしまう場合もあります。

対してパウダリータイプは、固形でリキッドほどお肌に密着しないため、お肌にかかる負担が小さくて済みます。
厚塗りになりがち、お化粧崩れしやすい、という印象があるかもしれませんが、最近では、パウダリータイプでも、保湿成分が配合されているものが増えてきました。
こういったファンデーションを、スキンケアや化粧下地できちんと保湿したあとに使用すれば、液状タイプにも負けない艶やかな肌に仕上げることができます。

乾燥肌のファンデーションといえば、クリームかリキッド、と思い込んでいる方も多いと思いますが、実はそうとも言い切れないというわけです。

化粧下地こそが美肌の決め手

スキンケアのあと、いきなりファンデーションをつけている、という方はほぼいらっしゃらないと思いますが、念のため。

どんな肌質でも、お肌の表面の凸凹を埋めて、なめらかな状態にしてからでないとパウダリーファンデーションはなかなかぴたっと密着してくれません。
この過程で必要なのが化粧下地と呼ばれるものです。
「プライマー」「プレメークアップ」などとも呼ばれているコスメです。
乾燥肌の方の場合は、保湿成分が配合されているものを選びましょう。
一口に化粧下地といってもいろいろなタイプがありますが、肌の色むらを目立たなくするコントロールカラーの機能を兼用するタイプが一般的なので、このタイプの効果的な使用方法を説明いたします。

化粧下地の上手な使い方

ポイントは、できるだけ均一に、薄くのばすこと！
適量を手のひらで確かめてから、丁寧に塗っていきましょう。
ニキビ痕やシミが気になるのでコンシーラーで部分的にカバーしたい、という方は、この過程の後にコンシーラーを使ってください。
気になる場所をカバーするように、指先で叩き込みます。

化粧下地もコンシーラーも、量が多すぎると後々化粧崩れの原因になるので、使用する量は適量～少なめを心がけてください。

下地が整ったら、次はいよいよパウダリーファンデーションです。
こちらも、なるべく薄く！を心がけましょう。
パフやスポンジでつけていきますが、目の下～頬、鼻の横などはこころもち厚めに、それ以外の部分は薄めに仕上げると、ナチュラルな美肌に仕上がります。

ファンデ以外のおすすめはBBクリーム

BBは、Blemish Balmの略。和訳すると、「気になる部分を守る」ためのクリームです。
今ではすっかり市民権を得て、海外の有名ブランドからも発売されています。
美容液＋化粧下地＋ファンデーションという位置づけで開発されており、保湿機能の高い製品が多いため、乾燥肌の方でもスキンケアのあとはこれ1本で大丈夫です。
化粧下地の分だけ、手間と時間が省けますし、美容成分をたっぷり含んでいるのでお肌にかかる負担も軽減できます。

初期のBBクリームは、カバー力や化粧持ちの点で劣っていましたが、最近ではカバー力が高いタイプも増えているので、肌の色むらや毛穴をきちんとカバーしてくれます。
ほとんどのBBクリームが紫外線カット機能を備えているので、ちょっとした外出ならこれ1本で、もう少しきちんとした印象に仕上げたいという場合にはフェイスパウダーで仕上げてください。

 
ファンデーションがピタッとお肌についていないと、シワやお肌の色むらが目立って老けて見えがちです。
逆に肌が滑らかだとそれだけで若々しく見えるので、ぜひファンデーションを上手に選んで、キレイなお肌をめざしましょう！

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