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プチプラ化粧水のメリット・デメリット



基礎化粧品セット/商品ラベル付き
 
100円ショップの100円化粧水から、デパートのカウンターやエステサロンでしか購入できない数万円もするものまで、化粧水の種類や値段も様々なものがある今日、乾燥対策や全身のスキンケアに気軽に使うために、1,000円以下のプチプラ化粧水を愛用している人も多いことと思います。


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確かに化粧水は消耗品なので、安くて美容効果もそこそこ実感できるものが見つかれば、気兼ねなく使えてとってもお得です。
おばあちゃんの時代からあるロングセラーや高保湿タイプのもの、毎日ローションパックをしても惜しくない大容量のものや、敏感肌でも安心して使えるシンプルなものまで、今や種類も多種多様なプチプラ化粧水ですが、そこにはメリットだけでなく、デメリットも存在します。

プチプラ化粧水のメリットとデメリットを把握して、賢くスキンケアに活用していきましょう。

 

気兼ねなく使えるので思い切り水分補給できる

プチプラ化粧水の一番の魅力は、何といっても気兼ねなく使えるお値段です。
高価な化粧水だと、給料日前に少なくなると、どうやって化粧水代を工面しようかと頭の痛いところですが、1,000円以下のプチプラ化粧水なら、お財布に優しくいつでも気兼ねなく買うことができます。
また、肌の保湿に効果的なローションパックも、高価な化粧水では頻繁にするのを躊躇してしまいがちですが、プチプラ化粧水なら惜しげなく毎日でも続けることができるのも魅力です。
それ以外にもオフィスで乾燥を感じたらスプレーボトルに入れてメイクの上からこまめな水分補給をすることもできますし、髪や手足などの乾燥対策にも気兼ねなく使うことができます。

化粧水は重ね付けすることで潤い効果をアップさせることもできるので、たっぷり惜しげなく使うことのできるプチプラ化粧水は、水分が不足しがちな肌に気軽にしっかり水分補給することができることが一番のメリットです。

 

成分がシンプルで、敏感肌でも安心して使える

市販の化粧品がなかなか合わない敏感肌や、季節の変わり目で肌がゆらいで今まで使っていた化粧品が一時的に合わなくなってしまったデリケートな肌には、高価で優しい処方の化粧水が必要と思われがちですが、プチプラ化粧水でも十分に対応することができます。

化粧水は高価なものもプチプラ化粧水も、一番多い成分は水です。そこに様々な美容成分やアンチエイジング成分、保湿成分やこれらの成分を均一に混ぜて安定させるための合成界面活性剤、品質の劣化を防ぐ防腐剤などを加えたものが化粧水です。
水以外の成分の種類や濃度は価格によって差がありますが、安価なプチプラ化粧水だからこそ、余分な成分が配合されておらず、シンプルな処方のものがたくさんあるのです。
特に肌の炎症を抑え安定させるのに効果的な植物エキスや、乾燥を改善するヒアルロン酸が配合されているのに、合成界面活性剤やシリコンが配合されていないものは、敏感肌や肌荒れが気になるけどなかなか合う化粧水が見つからない肌に、優しいスキンケア効果を発揮します。

 

大容量のものは保湿成分が少ない場合も

嬉しいメリットの多いプチプラ化粧水の中には、500mlもの大容量にも関わらず1,000円以下で買えるとてもお値打ちなものもたくさんあります。
しかしこのような大容量の化粧水は、高価な化粧水と同じ保湿成分や美容成分が配合されていても、配合量が少ないものが多いようです。
毎日のローションパックや体に使う分にはいいけれど、顔にメインの保湿化粧水として使用するには、さっぱりしすぎて保湿力が不足していると感じる人も少なくありません。
特に年齢を重ねた人や乾燥肌の人、オフィスなどで空調の効いた環境で一日中過ごす人にとっては、保湿成分の量が少ないこれらのプチプラ化粧水だけでは、夜まで潤いをキープするのは厳しいのが現実です。

 

価格的に高濃度に配合できない美容成分がある

安価なプチプラ化粧水の多くは、余分な広告費や開発費を使っていないため価格が抑えられているものが多いようです。
確かに高価な化粧水は、芸能人を起用した華やかなCMや美しくて洗練された容器など、化粧水の中身以外にもたくさんのお金がかかっているのも事実です。
しかし、見た目の華やかな部分はともかく、中身の化粧水は大差ないのかと言うと、一概にそうとは言えない部分もあります。

化粧水に美白やアンチエイジング、保湿などの美容成分を配合するためには、それぞれの成分の元となる原料を各製造元が購入し、ベースとなる水に混ぜて配合していきます。
ヒアルロン酸やグリセリンなど、比較的安価で入手できる成分は、プチプラ化粧水でも高濃度に配合したものもありますが、ビタミンC誘導体などのアンチエイジング成分や、美白成分などの中には、プチプラ化粧水では価格的に高濃度に配合できない成分もあるものです。

また、大手メーカーのプチプラ化粧水は、過去に開発した技術を応用したものが多く、ロングセラーな高価格帯の商品に近い使い心地と言われるものも中にはありますが、より成分を効果的に配合するための新しい技術は使われていないものがほとんどなので、どうしても最新の研究に基づく技術を駆使した高価で高機能な化粧水には敵わないということになります。

どんなものにもメリットもデメリットもあるものです。プチプラ化粧水もそのメリット、デメリットをよく把握して、賢く上手に活用していくことが大切です。

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