相性はあるの?日本酒化粧水でお手入れ後の乳液の選び方
日本酒化粧水は、さらりとしていてすーっと肌になじみます。でも、そのままにしておくとせっかく浸透した水分が蒸発してしまいますから、乳液で水分を閉じ込めましょう。では、どんな乳液が合うのでしょうか? 日本酒化粧水に合わせた乳液や美容液などのスキンケアアイテムの選び方をご紹介しましょう。
日本酒化粧水の特徴
乳液について検討する前に、日本酒化粧水の特徴をおさらいしておきましょう。
日本酒化粧水の特色は、天然成分で作られた手軽なお値段の化粧水であるのに、美肌効果が抜群というところにあります。
保湿効果、美白効果、抗酸化作用もあり、肌の健康を守り、若返らせてくれる化粧水です。一般的な化粧水と同じように使用して問題ないのですが、日本酒由来ということで、気になるのはアルコール分だと思います。
アルコールフリーの化粧水も出回っている中、アルコール分のある日本酒化粧水は、つけるとひんやりするなど、アルコール独特の収れん作用も特徴になっています。化粧水に含まれるアルコール分は、メリットとデメリットの両方を持っています。
ここでは、化粧水に含まれるアルコールの特性についてまとめておきましょう。
日本酒化粧水の特徴~化粧水のエタノールのはたらき
一般的な化粧水には、エタノールが配合されています。最近は、アルコールフリーのコスメも増えていますが、基本的にはエタノールが入っている物が多いのです。
その理由は、防腐作用と収れん作用、浸透作用です。防腐剤としてはたらくので、品質を長く安定させるのに効果があります。また、アルコールの性質として、肌につけると蒸発します。これを揮発性と呼びますが、蒸発によって、肌がひんやりさっぱりします。収れん化粧水のような役割も持っています。浸透作用もわずかながらあります。エタノールは肌につけると表面の角質を溶解するので、肌にわずかに穴が開き、成分が浸透しやすくなるのです。角質を溶かすと聞くと、肌に悪い影響があるように思えるかもしれませんが、実際には、ほんのわずかで、表面の古くなった角質が取り除かれるだけですので、心配ありません。
日本酒化粧水にも醸造アルコールとしてのエタノールや、化粧水として作られる時に添加されるエタノールが入っています。でも、一般的な化粧水のアルコール分と同様、肌にさまざまなはたらきをする、欠かせない成分でもあるのです。
日本酒化粧水をつけた後にピッタリの乳液とは?
日本酒化粧水の特徴の1つは、アルコールによる収れん作用です。
つけた途端に肌からアルコール分が蒸発し、ひんやりすっきりします。
肌に必要な水分や栄養分は、この時点で肌に吸い込まれていくのですが、感じ方としてはスーッとさっぱり感を強く感じるものです。
そこで、化粧水の次に使う乳液は、水分を閉じ込め、うるおいを感じられるような、保湿成分がたっぷりの乳液が良いでしょう。
乳液ではなくクリームにして、しっかりフタをするというのも、肌の保湿に効果的です。
また、日本酒化粧水は、浸透力もあります。分子の小さい成分が肌のわずかなすき間を通り抜け、肌の奥まで浸透していきます。
このような浸透力があるので、続いてつける乳液にも栄養分がたっぷり入っていれば、化粧水の浸透力に便乗し、乳液の栄養分も肌の奥まで届けることができます。
ですので、欲しい美容成分が入っている乳液を化粧水に続けて使うというのも効果的です。
日本酒由来のスキンケアアイテム
最近では、日本酒由来のコスメの種類が増えています。菊正宗では、化粧水だけでなく、乳液、シートパック、クレンジングなどもそろえています。
一例として、菊正宗の日本酒由来のコスメをご紹介しましょう。
菊正宗 日本酒の乳液
化粧水と同様に、一升瓶1本分のアミノ酸が凝縮されています。純米吟醸酒由来のコメ発酵エキスのほかに、プラセンタエキスやアルブチン、3種類のセラミドも加えられています。
菊正宗 日本酒の美容液
フェイスだけでなくボディにも使える、大容量の美容液です。12種類のアミノ酸が配合され、プラセンタエキス、アルブチン、ビタミンC誘導体、3種類のセラミドも配合されています。化粧水も比較的リーズナブルですが、美容液もたっぷり使えてお手頃です。
菊正宗 日本酒のフェイスマスク
日本酒の美容液のぜいたくな成分を、フェイスマスクでも味わうことができます。美容液と同じく、プラセンタエキス、アルブチンが配合されているほか、ハリやツヤをもたらすグリチルリチン酸2Kも配合されています。
菊正宗 日本酒のメイク落とし
ジェルタイプのクレンジングです。洗い流しでも拭き取りでもOK。大容量なので、ボディの日焼け止めを落とす時にも使えます。日本酒の保湿力と、プラセンタやアルブチン配合で保湿や美白効果も高まっています。
菊正宗 日本酒の洗顔料
もこもこの泡でやさしくしっかり洗う洗顔料です。アミノ酸やミネラルが豊富な日本酒由来の成分と、プラセンタエキスやアルブチン、アミノ酸が添加され、毛穴の汚れがしっかりと落ち、しっとりした仕上がりをもたらします。
スキンケアはトータルで考えて!
日本酒化粧水を使った後の乳液の選び方と、日本酒メーカーの化粧品ラインナップをお伝えしました。日本酒化粧水は、美肌へとみちびく魅力の化粧水ですが、その前後のスキンケアも大切です。スキンケアをトータルで考えて、あなたに合った組み合わせのコスメを選んでみて下さいね。