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ダイエット中の食事で絶対に気を付けること



ダイエット中の食事は、やはり油物を避け、野菜を多めに食べて肉よりも魚の生活、白米もあまり食べずに出来れば玄米に変えて、よく噛んで食べましょう。と、ダイエットのアドバイスを求めると、必ず返される言葉ですが・・・

サラダを食べる女性

ダイエットは一生続きます。生活を変える事なのです。上記の食生活を続けていくことはこの現代社会において、多少無理があります。まず、油物を避ける。簡易な食事、例えばコンビニエンスストアで購入できる弁当、大手弁当屋さんで変える商品、ワンコインの定食屋のメニューなどを思い浮かべるだけで「油物」がどれだけ含まれているかが分かるはずです。

となると、油物を避ける事がいかに容易でないか想像に難くありません。そして、野菜を多めに食べて肉よりも魚の生活を、との部分です。これも、前章でも述べているように、無責任な正論です。


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中には、そんな生活をするくらいなら肥満のままで構わない、と反論する人さえ出てきます。まさにそうです。そもそも苦もなくそんな生活に移行できれば「肥満」にはなっていません。

やはり、ストレスを「過食」することにより相殺しバランスをとっている事実を無視するわけにはいかないのです。ここで述べている「過食」というのは、多かれ少なかれ、標準体重(もしくは一般的なBMI計算をもちいた標準)をオーバーしている人の食事のことです。

胃がはち切れんばかりに食べるのも過食ですが、肥満もしくはやや肥満を「キープ」している食事量はやはり過食と言えます。体重増加を気にしているのにケーキを食べるのをやめられないという、一見普通の事に思えますがやはりこれも過食なのです。


野菜を多めに食べる、肉より魚、というアドバイスは一見とてもいいアドバイスに思えますが・・・

話を戻しましょう。野菜を多めに食べる、肉より魚、というアドバイスは一見とてもいいアドバイスに思えますが、かなり偏っています。「あなたの今の生活より」という前提があったとしてもです。

やはり、「一生続ける」という前提において「普通の食事を普通の量よく噛んで食べる」という食生活がダイエットの基本なのです。

テレビのダイエット企画などで、食事の前に大盛りのサラダを食べさせられてそのあとにとても少ない食事量を与えられ、げっそりと「やつれていく」姿を見たことはないでしょうか。

最後に体重をはかり◯キロ減りました!ダイエット成功です!と祭り上げられ、半年後には体型は戻っていたり、リバウンドにより、より体重が増えているように見受けられたり、明らかに無理がある方法を強いられたのがわかります。

まずは自分を知り、そして「ストレスの少ない」方法をピックアップする必要があります。上記のアドバイスの中に、無理なく出来そうな方法はないでしょうか。「よく噛んで食べる」などは、比較的スレトス無く実践できそうな方法では無いでしょうか。

よく噛むことにより、唾液が正常に分泌し消化を助ける働きをする・ゆっくり食べることにより満腹感を得られやすいなどの効果があります。とても効果がある方法です。「意識して食事をする」という訓練にもなります。

ながら食事をしていると肥満になりやすい、という研究結果が出ているように、意識をせずに食事をすると満腹感を得にくいようです。それで必要以上に食べ過ぎてしまう、という結果になります。

白米の量を減らす、という方法も比較的ストレス無く始められると思います。毎日白米のグラムを計りながらお茶碗によそう人はあまりいません。日々2グラムずつ減らしていく方法を取り入れたり、小さなお茶碗に変更してみたり。

とにかく「ストレスを感じずに」移行することが大事です。緩やかであればある程継続します。

そして白米を玄米に変える、という事についてです。玄米の方がミネラルが豊富で、同量の白米よりもカロリーが低く、食物繊維が豊富という違いがあります。今はとても美味しい玄米も流通しているので、無理なく始められる方法です。量を減らさなくて良いというメリットもあります。

ダイエットを始めると、まずは食事だ!と意気込み、カロリーを出来るだけ低く抑え、豆腐と納豆とサラダだけの生活をしてみたり、1日1食にしてみたり、低カロリーの代替食品を用いてみたりする人がとても多いです。

3週間で5キロも減ったと喜び、ダイエットを成功させた達成感で自分にご褒美と称し焼肉やケーキを大量に摂取するということを「繰り返し」ます。こういった行為は今は糖尿病を招くとして、推奨されません。


栄養素の偏りは、精神面にも影響を与えます

イライラしたり怒りっぽくなったり、気持ちが落ち込みやすくなったりと、とても健康とはいえない状態に陥ります。体に良いからと、野菜ジュースばかり飲んでいて糖尿病になったりと、栄養のバランスは症状となり体に顕著に表れます。

栄養素の知識をつけることが一番の方法ですが、これもストレスを感じます。ですので、まずは「心がける」事が必要です。

「今日は肉を食べたから、明日は魚を食べよう」
「最近飲み会が多かったから、胃を休めるために雑炊にしよう」
「生野菜を食べてないから、今日は5種類の彩りサラダをつくろう」
「便秘気味だから食物繊維の豊富な野菜を食べよう」

などを心がけるわけです。

そして、その意識が向上し、結果として栄養素のサイトで少しだけ勉強したり、1日10品目20品目と食事の種類を増やして摂取するようになればいいのです。

食事だけが自分の体を作ります。食事の栄養だけで生きているのです。その食事を軽く考えていると、間違った方法を選び結果的に体を壊してしまいます。

食事方法を極端に変えるのではなく、まずは自分に合ったもの、ストレスの少ない方法をピックアップして、一生続ける前提のもとにダイエットを始めるという事がとても大切なのです。

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カテゴリ: ダイエット

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