体の歪みはダイエットの大敵!バランスボールの効果的な使い方
私たちの体は日々の生活でついたクセによって、徐々にゆがんでくると言われています。体がゆがむと痩せにくい体になるだけではなく、肩や腰の痛みや眼精疲労を引き起こすこともあります。
そこで試してみたいのがバランスボールです。丈夫な塩化ビニールでできた大きなビーチボールのようなボールでもともとはケガや障害がある方の間でリハビリ用ツールとして使用されていました。このバランスボールのダイエット効果について詳しくみてみましょう。
バランスボールに効果がある理由
椅子に腰かけるとき、つい左右のどちらかに体重をかけて座ったり、足を組んだりしていませんか? バランスボールは丸い形をしているため、左右均等に力をかけないとのることができません。自然と体はバランスをとろうとするため、体幹と平衡感覚が鍛えられ、体のゆがみも整っていきます。
またバランスボールでは普段あまり使わないインナーマッスルを鍛えることもできます。バランスボールの中心に背筋を伸ばして腰かける基本姿勢をしただけでも、普段あまり使っていない筋肉に力が入ることを実感できるでしょう。このインナーマッスルが鍛えられれば、脂肪を燃焼しやすい体に近づくことができます。
バランスボールはもともとリハビリ用のツールだっただけに、激しい動きをする必要ありません。机に向かって作業をしているときに普通の椅子ではなく、バランスボールに腰かけるだけでもOKです。またバランスボールでは背筋や腰の筋肉も鍛えられるため、軽度の腰痛に悩んでいる方にもオススメです。
バランスボールの選び方
バランスボールを選ぶときは、身長に合ったものを選ぶようにします。身長が150センチから170センチまでの人は直径55センチか65センチのバランスボールを選びましょう。腕の長さと同じくらいのものか、実際に座ってみて、膝が90度に曲がるものがベストと言われています。実際の店舗で試してみるといいでしょう。
バランスボールのオリジナルと呼ばれているのがイタリア製のギムニクというブランドです。中身が二重構造になっているため破裂しても、すぐに潰れずケガをしにくいように設計されています。
バランスボールの基本的な使い方
まずはバランスボールの中央に座って、膝が90度に曲がるようにします。手はボールの横に置いて軽く押さえるようにします。バランスを保って座れるようになったら、軽く跳ねるように動いてみましょう。次に座った状態から片足ずつ浮かせてバランスを取ります。両手も広げてバランスを保つようにしてみましょう。
バランスボールに15分程度座っているだけでも、かなりインナーマッスルが刺激されます。テレビを見ているときやネットサーフィンをしながらバランスボールに座ってみるのもいいでしょう。転倒しないように、周りには障害となるものを置かないように注意してください。
スポーツクラブや公共のスポーツセンターではバランスボールを使ったエクササイズのレッスンを実施しているところもあります。初めはこのような教室に参加して正しいバランスボールの使い方をマスターすることをオススメします。