体に負担を掛けずにダイエット:実践!寝たままヨガの基本ポーズ3種
それでは寝たままヨガダイエットの実践方法をご紹介していきます。
寝起きに飲む水の量はわずかにしましょう。あまりたくさん飲むと身体が動かしにくく胃腸の調子に負担をかけてしまいます。あくまでも寝起きの舌をうるおす程度にしてください。
まずは大の字になり、大きく息を吐き出し、次に深呼吸をします。鼻から息を吸って、ゆっくりとくちびるを薄くあけて吐き出しましょう。
寝たままワニのポーズ
1. 大の字ポーズのまま、腕を左右にまっすぐ伸ばし、足を揃えて膝を曲げ、ゆっくりと膝をおなかに近づけます。
2. おなかまで近づけたら次は左に足をぱたりと倒します。
3. 床まで倒しきってから息を吐き出して、そこから10呼吸。
4. 次に右に足を倒し、息を吐き出してから10呼吸。
二の腕と腰をぐっと伸ばし、わき腹に力が入るのでウエスト引き締めにも効果があります。
病後や産後の方は、両足を離してラクに床に膝をつけるようにしましょう。
弓のポーズ
1. うつぶせになり、膝を曲げてお尻にくっつけるようにします。
2. 両足首を両手で持ち、息を吐き出してから頭を上げ、息を吸いながら身体を弓なりにしならせぐっと全身を上に伸ばします。
3. 反り返りきったところで身体を止め、息を吐き出します。
4. 以上で1セットとなり、10セット繰り返します。
お尻の筋肉を引き締める効果があると言われています。
こちらは産後やおなかに負担のかからないほうがよい病後の方などはお控えください。
机のポーズ
1. 体育座りをし、手を後ろにつきます。
2. 足をそろえて座り、息を一度吐き出したあとに息を吸いながらお尻を床から上げ、裏返し四つん這いのようなポーズをとります。
3. ポーズが決まったら10呼吸を繰り返し、ゆっくりと元の位置に身体をもどします。
おなか周りを伸ばし、背中の筋肉の緊張をほぐすことと肩甲骨周辺の無駄な肉を落とす効果があります。
ポーズ自体は簡単!でもイメージ作りはしっかりと
寝たままヨガダイエットは非常に身体への負担も軽く、上のようなごく初級コースの簡単なポーズばかり。
ヨガを未経験であっても楽に取り入れることが可能です。
ヨガは、呼吸法とリラックス、痩せた自分や体の中の流れの良さをイメージすることが最も大事です。身体や細胞のひとつひとつが浄化されていくようなイメージをし、痩せやすく美しい身体作りの基礎を作り、身体を芯から目覚めさせるためにも、毎朝のリズムのなかに是非取り込んでみてください。
劇的と言うわけではありませんが、日々の生活に組み込むだけで、長い目で痩せやすい身体作りとウエストに効果のあるダイエット運動をさりげなく取り込むことができますよ。