100円ショップのめん棒でOK。ふくらはぎの疲れを明日に残さないゾーンセラピーでむくみを解消!
仕事や家事に追われた1日が終わると、足がパンパンにむくんでいる…。
そんなとき、ありませんか?
むくみの解消にはマッサージが効果的ですが、本当に疲れているときはマッサージをする元気も残っていないですよね。
ハンドマッサージのように力を入れなくても簡単にマッサージできる方法があります。それがめん棒を使ったソーンセラピーです。
ゾーンセラピーってどんなもの?
ゾーンセラピーとは体の各部位(ゾーン)をケアしながら、自然治癒力を高めていくという健康方法。
足つぼマッサージや英国のリフレクソロジーの原理も取り入れた健康法でヒーリング効果を得ることもできます。
めん棒を使ったゾーンセラピーでは足つぼの刺激やリフレクソロジーの効果だけではなく、リンパマッサージやセルライトを老廃物として排出しやすくする効果も期待できます。腕やおなかなどもケアできますが、マッサージしやすい脚は他のパーツよりも効果を実感しやすいというメリットがあるため、脚痩せを目指す方にはぴったりと言えるでしょう。
めん棒を使ったゾーンセラピーとは
用意するものはお菓子作りなどに使う木製のめん棒だけ。
またマッサージをするときは、肌を傷めないようスパッツなどを履いておくようにしましょう。めん棒はマッサージ専用に1本、用意してください。100円ショップで売られている小さなもので十分です。
できれば左右の太さが均一のタイプのものを選ぶとよいでしょう。
めん棒ゾーンセラピーのやり方
まず床にめん棒を置いて、足裏でコロコロ転がすようにします。はじめのうちは痛みを感じるかもしれませんが、徐々にコリがほぐれていきます。痛キモチいいくらいの強度で行うのがポイント。
足裏には反射区と呼ばれる内臓や各期間につながる末梢神経があるため、痛みを感じる場合、その反射区と関連のある内臓や期間が弱っている可能性があります。
実際に試してみると、昔から日本に伝わる健康方法である青竹ふみと似た懐かしさを覚えるかもしれません。脚の裏をまんべんなく刺激するようにしてください。
フローリングは滑りやすいので、カーペットを敷いてあるところで行うとよいでしょう。
ふくらはぎや太もももスッキリ!むくみが解消!
その後、床にすわって膝を軽く立てます。めん棒の両端を逆手で持って、足首の裏側にあて、ひざの裏に向けて強めにこすりあげていきます。
両手を交互に前後させながら、ジグザグに動かすのも効果的です。5回ほど繰り返した後、ひざ裏をほぐすようにマッサージします。
その後、太腿の前後、内側も同じようにマッサージします。最後は脚の付け根を強めに両手の親指で押して完了です。終わってみると、足のむくみがスッキリ取れていることに気がつくでしょう。翌朝、いつもよりかなり足がほっそりしていた!という人も多いようです。
さらに詳しいマッサージのしかたを知りたい!という方は鈴木きよみさんの著書「新装改訂版めん棒ダイエット」をチェックしてみてください。