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バジルシードvsチアシード徹底比較。目的別に使い分けるのが正解



バジルシード

 

バジルシードとならんで、最近の注目は、チアシード。海外セレブや日本のモデルさんやタレントさんの間でも、チアシードは流行中です。見た目も効能も似ていますが、どのような違いがあるのでしょうか?
この2つのシードは、食べる目的によっても使い分けができますよ。ここでは、違いをしっかり押さえて、あなたに合ったシードを選ぶ参考にして下さいね!

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ダイエットするならバジルシード?チアシード?

まずは、基本情報を比較してみましょう。

★バジルシード(シソ科オシウム属 和名メボウキ)
色:黒のみ
原産地:タイ、カンボジアなどの東南アジア(高温多湿)
膨張率:水分を吸収すると約30倍に膨張
成分:(100g中)100kcal
食物繊維56%
たんぱく質14%
脂質14%
ビタミンK
★チアシード(シソ科サルビア属)
色:黒、茶、灰色
原産地:メキシコ、アルゼンチンなどの南米(1年中乾燥)
膨張率:水分を吸収すると10倍に膨張
成分:(100g中)500kcal
食物繊維40%
たんぱく質20%
脂質30%

 

バジルシードとチアシードの共通点

見た目がよく似ていて、水に浸すとふくらむ点も同じです。
これは、種をおおっている繊毛という極細の毛の部分に水をためこむことにより生じます。
種子の大きさは両方ともほぼ同じですが、バジルシードのほうが吸水性にすぐれているので、水を含んだ状態では、バジルシードの粒のほうがゼリー状の部分が大きく、タピオカに近くなります。

 
続いて、バジルシードとチアシードの栄養価、お値段を比べてみましょう。

 

 

バジルシードとチアシードの栄養価

栄養面で共通しているのは、αリノレン酸が豊富な点です。
両方とも、必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸であるαリノレン酸を豊富に含んでいます。この脂肪酸は、健康効果も美容効果も高いのですが、普段の食事からは摂りにくいものなのですが、バジルシードやチアシードを食べれば、簡単に摂り入れることができますよ。

 
そのほかの栄養素も基本的には同じようなものが入っているのですが、少しずつ違いがあります。

 
・食物繊維
食物繊維は、バジルシードは56%、チアシードは40%となっており、バジルシードの含有量が多くなっています。

 
・たんぱく質と脂質
バジルシードは、たんぱく質も脂質も14%であるのに対し、チアシードはたんぱく質20%、脂質30%と数値が高くなっています。ダイエットにはバジルシードのほうが良いですが、栄養があるかどうかと言えば、チアシードのほうがありますね。

 
・アミノ酸
チアシードは必須アミノ酸のすべての種類が摂取できる食品です。バジルシードもアミノ酸が豊富ですが、チアシードほどではありません。

 
・カロリー
1gに対し、バジルシードは1kcal、チアシードは5kcalです。ダイエットにはバジルシードが良いですが、栄養があるのはチアシードになります。

 
全体として、栄養価を比較すると、チアシードに軍配が上がりますが、ダイエット目的ではバジルシードがイチオシです!

 

 

バジルシードとチアシードを値段で比較

バジルシードとチアシードの気になるお値段ですが、じつは商品によってマチマチで、一概に比較することはできません。
それでも、楽天などのネット通販であえて比較すると、次のようになります。

バジルシードは、100g当たり300円~1,500円
チアシードは、100g当たり200円~1,000円

チアシードは、少しお値段が下がってきているようです。
200円、300円というのは、1kg単位での購入やセール品になります。でも、探すと格安の商品があるので、安全性に注意しながら、お手頃なものをいろいろ選べます。
1日分の摂取量が、バジルシードは9g、チアシードは10gですから、1日分はどちらも20円高くても150円。これなら毎日続けられるお値段になりますね。

 
バジルシードとチアシードの違い、いかがでしたでしょうか。
栄養価が高く、お値段も少しお手頃なのがチアシード、ダイエット効果が抜群なのはバジルシードということになるでしょう。
どちらも上手に摂り入れていけば、健康や美容にすぐれた効果を期待できます。商品もいろいろ出回っていますので、お好みで選んでみて下さい!

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