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豆乳ダイエットの味方になる?豆乳と納豆と豆腐の違い



豆乳ダイエット

豆乳ダイエットでお馴染みの豆乳は、大豆から作られた飲み物です。
そんな豆乳と同じ大豆からつくられた食品には、納豆、豆腐、おから、油揚げ、厚揚げなど、様々な種類がありますが、その中でも特に私達の生活に馴染みが深いのが、納豆と豆腐です。
豆乳と納豆と豆腐、どれも調理しなくても、そのまま飲んだり食べたりできるだけでなく、スーパーやコンビニなどでどこでも入手することができる、手に取りやすい食品です。
そんな豆乳と納豆、豆腐にはどのような違いがあるのでしょうか、ご説明していきたいと思います。

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豆乳と納豆、豆腐は作り方から全然違う

原料が同じ大豆から作られた豆乳と納豆、豆腐ですが、その形状が全く違うように、作り方も全然違うものです。

●豆乳
豆乳は水に晒した大豆を粉砕して加熱し、ガーゼなどで絞ったものです。
豆乳を絞った時に出る固形物の残りは、煮物やお菓子作りでもお馴染みのおからになります。

●納豆
納豆は水に晒した後、加熱した大豆に納豆菌を混ぜて発酵させて作ります。

●豆腐
豆腐は豆乳を加熱して、にがりを入れたものを型に流し込んで、固めたものです。
カロリーが多い順としては、100gあたりでは、納豆が200kcalと一番多く、次に72kcalの豆腐、46kcalの豆乳という順番になります。

 

 

カリウムや鉄分などミネラルやたんぱく質が一番多いのは納豆

豆乳や豆腐にも優れた栄養がたっぷり詰まっていますが、大豆そのものを発酵させて作った納豆は、豆乳や豆腐と比較してミネラルが一番多く含まれている食品です。

例えば、利尿作用があるとして知られているカリウムは豆乳や豆腐の約1.5倍くらいありますし、鉄分も3倍近く含まれています。
また、タンパク質の含有量もとても多いことから、その量は100gあたり16.5gと豆乳の約4倍ものタンパク質を取ることができます。
但し、よく市販されているパックに入った納豆は、1パックあたり50g前後入っている上に、食べる量も一度に1パックずつ食べるのが一般的なことから、タンパク質やミネラルの含有量は多くても、豆乳のように一度にたくさんの量を食べるのは難しいのが現実です。

 

 

豆腐は世代を問わず様々なバリエーションで食べることができる

冷奴に湯豆腐、麻婆豆腐に野菜の白和え、味噌汁の具、豆腐ハンバーグなど、豆腐料理にはたくさんの種類があります。
実際、豆腐は柔らかく癖のない食べ物なので、とても使いやすく、和洋中全ての料理に活用することができる食品です。
また、離乳食が始まった赤ちゃんから高齢の方まで、誰でも食べることができるのも魅力の一つです。
料理だけでなく、お菓子作りにも活かすことができる豆腐は、豆乳、納豆、豆腐の三つ食品の中では、一番アレンジが豊富で使いやすく食べやすい食品と言えます。

 

 

豆乳は場所を選ばず飲みやすいのが一番の魅力

豆乳ダイエットでもお馴染みの豆乳は、豆腐の凝固剤を入れる前の状態である、大豆を絞ったものです。
納豆や豆腐など、どちらかというと、食事の時に使うイメージが強いのに対して、豆乳は飲み物だけに、オフィスでも外出先でも、どこにいても手軽に飲めるのが一番の魅力です。
また、納豆や豆腐と違って液体なので、一度にたくさんの量を取ることができることから、結果としては納豆や豆腐よりも、たくさんの大豆の成分を無理なく摂取することができます。

 

 

豆乳ダイエットに納豆や豆腐はどうやって取り入れたらいいの

豆乳を飲むだけで痩せることができる、豆乳ダイエットは、確かに豆乳を食前や空腹時に飲むだけでできるダイエットですが、豆乳さえ飲めば何を食べても大丈夫というわけではなく、やはり日々の摂取カロリーや栄養のバランスに注意して食事をすることが大切です。

そんなダイエット中の食事の中の一品として役に立つのが、納豆や豆腐などの大豆製品です。
どちらも比較的カロリーが低い上に、調理をしなくても、そのまま食べることができる便利な食品なので、忙しい人や一人暮らしの人でも簡単に食事に取り入れることができます。

但し、納豆や豆腐にも、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンが含まれていることから、大豆イソフラボンの一日の摂取量である75mgを越えないように意識することも大切です。

例えば、納豆なら1パックに65mg、豆腐なら1/2丁で55mgの大豆イソフラボンを含有しています。
豆乳にも100mlあたり25mgの大豆イソフラボンが含まれていることから、豆乳ダイエットで豆乳を飲んで、納豆や豆腐を食べたら、大豆イソフラボンの過剰摂取になるのでは?と心配になるかもしれません。

しかしサプリメントではないこれらの食品は、大豆イソフラボン以外にも様々な成分が含まれていることから、一日に食べた大豆イソフラボンの量が75mgを少々超えても、過剰摂取にならないように働きかける作用があるので大丈夫です。
但し、サプリメントは上限が30mgと決められているので、絶対に厳守して摂取しましょう。

日本人が古くから貴重なタンパク質源として食べてきた大豆製品は、日本人の体にとても合っている食品だからこそ、豆乳ダイエットを始めとする、毎日の食生活に積極的に取り入れていきたい食品ばかりです。
豆乳ダイエットにも、納豆や豆腐の良いところを取り入れて、大豆の持つ優れたパワーを美容や健康のために役立てていきましょう。

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カテゴリ: ダイエット

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