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副作用がある?!アガべシロップの特徴・味・成分を解説!



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白砂糖や三温糖など、普段料理に使ったり市販のお菓子によく入っている甘味料は、血糖値の上昇を表すGI値が100以上と食べ物の中でもかなり高いことから、たくさん摂取したり頻繁に食べ続けたりしていると血糖値が急激に上昇しやすく、どうしても太りやすくなってしまいます。

しかし、アガベシロップはGI値が21と、野菜や果物と同じくらいであることから、食べても血糖値が上がりにくく、太りにくい甘味料として人気です。

芸能人にも愛用している人がいることからも、その美容や健康効果が注目されているアガベシロップの、味や成分、副作用についてご説明していきたいと思います。


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アガベシロップの味はどんな味?

アガベシロップは、メキシコなどで自生している、アガベという植物の葉の根本にある、ピニャと呼ばれる茎から採取された樹液です。
見た目ははちみつやメープルシロップのような、美味しそうな褐色をしていますが、はちみつやメープルシロップよりとろみが少ないので、容器から出す時には注意が必要です。

この見た目からすると、はちみつやメープルシロップのような、独特の香りやコクがあるのでは?と思われがちですが、アガベシロップはほんのりアガベ独特の香りはするものの、ほぼ気にならない程度です。

味はとても甘く、白砂糖の約1.4倍とも言われている濃厚な甘味があるのに、さっぱりしたクセの少ないものです。
このため、様々な料理やお菓子、飲み物に入れても全く気にならないので、とても使いやすい甘味料だと言えます。

普通の食品スーパーやドラッグストアでも入手できるので、気になる人はぜひ試してみましょう。

 

アガベシロップの気になる成分とその効果は

アガベシロップは、GI値の低い甘味料として知られていますが、それだけでなく、美容や健康に良い効果をもたらす様々な成分が含まれています。

アンチエイジングに!ポリフェノールが豊富

アガベシロップには、優れた抗酸化作用のあるケルセチンやケンペロールといったポリフェノールがたっぷり含まれています。

ケルセチンは玉ねぎにも含まれている成分で、肌トラブルや老化、病気の原因となる活性酸素を除去する働きをしますし、ケンペロールはガンや生活習慣病の発症を抑える効果があります。

このため、アガベシロップを摂取することで体の中に蓄積しがちな活性酸素を強力に除去して、アンチエイジングや健康効果を実感することができます。

水溶性食物繊維イヌリンを含有

アガベシロップには、水溶性食物繊維のイヌリンが含まれています。
イヌリンは腸内環境を整える効果のある成分であることから、アガベシロップを食べることで便秘の改善など、便通を整えることができます。

また、食物繊維は、食事の時に一緒に摂取した食べ物の血糖値の上昇を抑える働きもします。食事を作る時にアガベシロップを甘味料として使ったり、飲み物に混ぜて一緒に飲んだりすることで、血糖値が上がりにくくなり、同じ食事を食べても太りにくくすることができます。

アガベシロップの甘味の元は果糖

糖には、ブドウ糖やオリゴ糖、果糖など、様々な種類があります。その中でも果糖は、最も甘味が強くて、血糖値が上がりにくい糖だと言われています。

アガベシロップに含まれている糖の大半は、この果糖です。アガベシロップに白砂糖の約1.4倍とも言われるしっかりした甘さがあるのはそのためです。

しかし、白砂糖のGI値が109と全ての食品の中でもトップクラスであるのに対して、アガベシロップのGI値はわずか21。つまり、アガベシロップは野菜や果物並に血糖値が上がりにくい食品だと言えるのです。

このため、アガベシロップは食べても血糖値が上昇しにくく太りにくい甘味料として、海外や国内の芸能人にも多数愛用されています。

 

アガベシロップには副作用があるの?

低GIの甘味料として注目されているアガベシロップですが、体に嬉しい効果がたくさんある反面、副作用にも注意が必要です。

摂取し過ぎると肝臓に負担がかかることも

アガベシロップは血糖値の上昇を表すGI値がわずか21と、甘味料の中では群を抜いて少ないことが特徴です。
これはアガベシロップの甘味の成分の大半が、血糖値が上がりにくくて甘味が強い性質を持つ果糖だからです。

血糖値が上がりにくいということは、しかし良いことばかりではありません。
糖を主に肝臓のみで処理することになるため、アガベシロップを継続的にたくさん食べ続けていると、肝臓に負担がかかってしまうおそれがあります。

低GIで食べても太りにくい魅力的なアガベシロップですが、摂取量はほどほどにして、過剰摂取には注意するように心がけましょう。

GI値は低いけれどカロリーは低くない

GI値が野菜や果物とほぼ同じ21ととても低いアガベシロップは、一見ヘルシーな甘味料で、たくさん食べても大丈夫と思われがちです。

しかしGI値は低くても、カロリーは100gあたり310kcalとあまり低くありません。
GI値が高い甘味料として知られている白砂糖が100gあたり387kcalであることを考えると、カロリーはアガベシロップも、白砂糖も少ししか変わらないということになります。

これではいくらGI値が低く太りにくい甘味料と言っても、たくさん食べればカロリーをしっかり摂取することになり、逆に太ってしまったということにもなりかねません。
色々な調味料を工夫しながら、上手にアガベシロップを活用していきましょう。

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カテゴリ: ダイエット

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