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アガベシロップは砂糖の代わりに使える?甘味料の賢い使い方



スイーツ
 
お菓子やお惣菜、飲み物などに甘味料として最も使用されているのが、砂糖です。

砂糖の甘さはとても美味しく、ついついたくさん食べたくなりますが、砂糖は血糖値の上昇を表すGI値も109と食品の中でもトップクラスに高い上に、「白い麻薬」と言われているくらいの中毒性があります。
このため、砂糖を食べ続けているうちに徐々に摂取量も増えていき、気が付けば体重が増えていたり、血糖値が高めになっていたということも多いものです。

しかし、低GI甘味料として海外のセレブや芸能人にも愛用されているアガベシロップなら、GI値も21ととても低いので、甘さを堪能しながら血糖値の上昇を抑えていくことができます。

そんなアガベシロップは砂糖の代わりに使えるのでしょうか? ご説明していきたいと思います。


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砂糖の代わりとして使いやすいアガベシロップ

甘味料には砂糖以外にも、三温糖や黒砂糖、はちみつ、メープルシロップ、甜菜糖など、様々な種類があります。

どれも砂糖の代わりとして使えるものばかりですが、三温糖は砂糖よりも若干ミネラルはあるものの、砂糖とGI値も成分もほとんど変わりません。また、黒砂糖やはちみつ、メープルシロップは味が良く、美容や健康に効果的なビタミンやミネラルも摂取できますが、独特の香りや風味があるため、どの料理にも使えるというわけにはいかないのが残念なところです。

砂糖大根から作られた甜菜糖は味にクセもなく、砂糖の代用として使いやすいのですが、GI値が65と砂糖よりは低いものの食品としてはそこそこの数値であることから、食べ過ぎれば血糖値の上昇やカロリーが気になりますし、甘さが控えめなので砂糖よりもたくさんの量が必要になります。

しかしアガベシロップなら、砂糖の約1.4倍というしっかりした甘みがあるために使う量が少量で済みますし、GI値がわずか21と甘味料の中では群を抜いて少ないことから、同じように使用しても血糖値が上がりにくく、太りにくいと言えます。

しかも、見た目がそっくりなはちみつやメープルシロップと比較して味や香りにクセが少ないことから、どのような料理とも相性が良いのが嬉しいところです。

 

使用する際には砂糖よりも量を少なめに

アガベシロップを砂糖の代わりとして料理やスイーツ作りに使用する場合は、使用量に注意しましょう。
なぜならアガベシロップには甘味が砂糖の約1.4倍もあることから、砂糖と同じ量を使用すると甘くなりすぎてしまうからです。

砂糖の代わりとしてアガベシロップを使う場合は、砂糖の使用量を1.4で割った数字を目安としましょう。
例えば砂糖10gならだいたいアガベシロップは7g使用するという計算になります。必ず砂糖の使用量から量を減らして、加えるようにしましょう。

 

熱にも強いので加熱調理にも使える

アガベシロップはただ甘いだけでなく、ケルセチンやケンペロールといったポリフェノールや、水溶性食物繊維のイヌリンが含まれています。
これらの成分はアンチエイジングやダイエットにとって欠かせないものです。

しかも、アガベシロップは熱に強いことから、加熱調理をしても成分が損なわれにくいのが特徴です。
同じような見た目のはちみつは加熱すると成分が壊れてしまいますし、メープルシロップは加熱調理には強いのですが、独特の香りや風味があることからどんな料理にでも使えるというわけにはいきません。

アガベシロップなら、和食から中華、洋食、スイーツまで、あらゆる食べ物に入れても風味を損なわないので、砂糖の代わりとして美味しく使用することができます。

 

大量に摂取し続けると肝臓の負担になることもあるので注意する

通常砂糖などの糖分を摂取すると、体の中で糖分はブドウ糖に分解されます。
血液中にたくさんになったブドウ糖を処理するために、膵臓からインスリンが分泌され、同時に血糖値も上昇します。

GI値が109と高めの砂糖は、摂取すると一気に血糖値が上昇することになりますが、アガベシロップは21と低いことから、同じように摂取しても血糖値は緩やかにしか上昇しません。

しかしアガベシロップの糖分はその多くが果糖で、処理のほとんどが肝臓でされることから、大量に摂取し続けていると肝臓への負担が大きくなってしまうことがあります。

砂糖の代わりとしてアガベシロップを使用するのはいいのですが、アガベシロップだけで代用するのではなく、同じくGI値が低い調味料のみりんなどを併用して、肝臓への負担を軽減していくことが大切です。

 

他の甘味料・調味料とうまく併用して

このように、アガベシロップは砂糖の代わりとして使用することができる甘味料です。
加熱しても成分が壊れることがなく、味や香りにクセが少ないので、様々な料理との相性が良いのも魅力です。
また、水にもよく溶けるので、コーヒーや紅茶に砂糖やガムシロップの代わりとしても使用できます。

ただし食べ過ぎると肝臓に負担がかかるおそれもあることから、他の調味料と併用して、過剰摂取に気をつけながら使っていきたいところです。

GI値の低いアガベシロップの良いところを活かすためにも、常識的な使用量を美味しく摂取していきましょう。

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カテゴリ: ダイエット

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