減量の成果は焦らずに！ダイエットを続けるために知っておきたいこと

 
みんなの「体重減ったよ！」の基準ってちょっとハイレベル過ぎないですか？
どうしてkg単位じゃないとその成果を認めてあげないのでしょうか？

例え100gでも減った事には変わりは無いのにね。
身体は一生懸命、あなたの為に体重を落としてくれているのに可哀相だと思いませんか？

落ちた体重を視覚化してみる

スーパーに行った時に100gのお肉を探してみて下さい。
精肉店が近所にあれば100gの挽肉を買ってみて下さい。

数字にしたら、たったの100gかぁ～？と凹んでしまうかもしれません。
けれど、実際の100gのお肉って大人の掌くらいの大きさがあるのです。

そしてお肉屋さんの100gのお肉は赤身と脂肪が混ざり合っての100gですよね？
だけど、あなたの身体から落ちた100gは全てラード。脂だけでの100gです。
この100gの脂を溶かしてみると大さじ約4、5杯分の脂になります。

100gは決して小さな数字ではない

あなたは炒め物を作る時どの位の油を使いますか？せいぜい大さじ1杯ではないですか？
そう考えると、たった1日なのに凄い量の脂が落ちたとは思えませんか？
その脂が身体から無くなっただけでも凄いことだと思いますよね。

たった100gと思わずに、もう100gと思えたらもっとダイエットは楽しくなります。
そして身体にも「頑張っているね～」と褒めてあげて欲しいのです。

ダイエットは続けることが大事

私もダイエット中の時には同じ気持ちでイライラしていました。
1kg落ちれば嬉しくて、50g～500g位のマイナスには納得いかず、グラム単位でしか落ちない日々が続けば、気持ちだけが落ちてきました。
そしていつしか「これしか落ちないダイエットとならする意味なんか無いじゃない！」と諦めようとした事もあります。

だけど「積もり積もれば山になる」という言葉が有る様に、あきらめずに続ければ必ず効果は出てくるのです。
グラム単位でも気が付けば3kgマイナスになっているかもしれません。

頑張りは数字だけでは語れない

落ちるスピートには波があるのです。やはりここでも続けることが大事なのです。
太るスピードは新幹線並みでも、落ちるスピードは各駅停車なのですよ。
急がずゆっくり、グラム単位で良いのです。

極度肥満で苦しんでいる肥満治療の患者さん達の場合には、0.01gまでみていくのです。
1日たった0.01gであっても、この患者さん達には命を繋ぐ、0.01gなのです。
落ちた数字が1,000gでも0.01gでも頑張った証でありマイナスなのです。

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