肩甲骨周りが凝っている?放っておくと全身に影響が!自分でできる肩甲骨ヨガでリフレッシュしましょう
今話題になっているヨガが、「肩甲骨ヨガ」です。骨盤ではなく、肩甲骨。肩こりに悩んでいた私には画期的なヨガでした。
現代人は肩甲骨が凝りやすい
肩甲骨とは、背中側の左右にある逆三角形の骨です。なかなか自分では手の届かない場所なので、押したり揉んだりすることが出来ません。肩甲骨周辺は、ほかの部分の筋肉とは違い、深いところにある細い筋肉で支えられています。普通こったなと思うのは靱帯や腱なのですが、そういう部位はありません。凝り固まってしまっていてもなかなか痛みなどの自覚症状が出ないのです。
けれど、現代人にとってはとてもこりやすい場所なのです。主にデスクワークや車の運転など、腕を前に出す姿勢が多い時に使う場所なので、普段から意識していない人でも凝り固まっている場合が多いのです。
肩甲骨の周囲がこっていると、歩くだけでもスムーズに行えなくなっています。その為身体に無駄な力が入り、他の場所にも悪影響を及ぼします。
では、どうすれば肩甲骨を円滑に動かすことが出来るようになるのか。ヨガで出来るようになるのです!
1.肩を上げ下げする
息を吸いながら、両肩を耳たぶに近付ける気持ちで引き上げます。出来る限り近くまで来たら、口から呼吸を吐き出しながら一気に下ろします。これを三回繰り返します。
2.腕を引っ張り合う
・ 頭の上で手を組みます。手のひらは下にしたまま、床と水平に左周り、右回りを五回行います。
・ 両肘の力を抜き、右肘の重みで左肘が上がっていくようにします。これを左も行います。顔が下を向かないように気をつけながら、5回繰り返します。
3.肘下をぱたぱたさせる
・ 腕を肩の高さに上げ、肘を曲げて手のひらは正面に向けます。(指は開きます)
・ 肩の力を抜き、肘を起点にして前の腕を下ろして指先を下に向けます。前の腕は脱力します。そのまま前の腕の上下運動を繰り返します。
・ 肩甲骨がほぐれてきたら、腕を後ろに回して、手で肘をつかみます。そして呼吸します。できるだけ腕の上の部分が掴めるようにしていきましょう。
肩甲骨ヨガのポイントは姿勢と呼吸
1~3を一日に何回か繰り返すことで、肩甲骨の周囲はほぐれていきます。
肩甲骨ヨガをおこなうことで、骨盤にも良い影響があるので、是非挑戦していただきたいと思います。
ポイントは姿勢と呼吸です。背骨を骨盤の上にきちんと乗せて、顎を引く。この基本姿勢を守りましょう。身体に力を入れることなく、リラックスした状態で行いましょう。上半身だけの動きですが、呼吸にあわせて腕を動かし、丹田も意識しましょう。時には背中(肩甲骨周り)に空気が入っていくことを感じてみるのも良いと思いますよ!