【写真付き】アレンジの幅を広げる「編み込み」と「裏編み込み」の違い
編み込みと裏編み込みがあるのはご存知ですか?編み込みは基本のベースは三つ編みです。その三つ編みの延長が編み込みの仕方で、三つ編みが表に出るか中に入るかの違いです。
編み込み
編み込みの仕方は、三つ編みをするようにして編み込む毛(端の毛束)を上に重なるようにして編み込みます。完成は、三つ編みが中に入り込む形で、面に対して編み目が出来るような感じになります。
裏編み込み
裏編み込みの仕方は、三つ編みを逆に編んでいき周りの毛を一緒に編み込んでいくやり方になります。完成は、表面に三つ編みが出来る形になります。
両方を見比べると、かなり形が変わるので見た目の雰囲気も変わりますし使い分けをするだけでもデザインのバリエーションが変わってきます。
裏編み込みのやり方
普通の編み込みは出来るけど裏編み込みの手順がわからない方の為に手順を紹介します。
1. 普通の編み込みをするのと同じで3つの束に分けます。
2. 左右どちらかでも良いですが今回は右から始めます。右の毛束を下から左と中央の束の間に入れます。
3. 左の毛束を右と中央の毛束の間に下から入れます。
4. 右側の編み込む毛をすくい、右の毛束を一緒に束にします。その束を下から左と中央の間に入れます。
5. 左の編み込む毛を取り、左の毛束と一緒にして右と中央の毛束の間に入れます。
6. 4~5を繰り返します。
※慣れるまでは途中で苦戦しやすいので紐を使い、最初は3本の紐で裏三つ編みを練習してから紐を8本くらいに増やし裏編み込みの練習をやるとすぐ出来るようになります。
7. 編み込む毛がなくなったら毛先までは裏三つ編みにしていきます。
※編み込みが終わると普通の三つ編みの手順と間違えやすいので注意して下さい。
8. 毛先まで編み込んだら完成になります。
「片編み込み」とは?
前髪、サイド、襟足などの端の髪を編み込む場合に両方から編み込むのではなく片方だけ編み込むやり方です。こちらも表の編み込みと裏編み込みの両方できます。三つ編みを出したい時は裏編み込み、自然な編み込みにしたい時は表の編み込みにするといいでしょう。
手順はとても簡単です。
編み込まない側は普通の三つ編みと同じく編み、編み込む側は普通の編み込みと同じように束と編み込む束を合わせて編むだけです。
少し難易度が上がりますが、片編みを応用したアレンジも色々あるので次回紹介したいと思います。