初心者でもプロ級のネイルに!ラインテープを使うブロッキングアート
ネイル専門誌を見ていると様々なアート技法が紹介されていますが、その中でも比較的簡単で、プロのような仕上がりになるアート技法があります。
それは「ブロッキング」という技法。
ブロッキングとはその名の通りネイルをいくつかのブロックに分けてカラーリングする方法で、少々手間はかかりますが、セルフネイラー初心者さんでも簡単に実践することができます。
そこで今回は、このブロッキングアートにチャレンジしてみましょう。
1.カラー選び
今回は、ホワイト、モーヴ、レッド、ピンク、ブラックの5色を使用しました。
大人っぽいカラーと取り入れつつもピンクを入れることによって、地味すぎない仕上がりにすることができます。
2.ベースを塗ろう
カラーが決まったらベースを塗っていきます。
今回はホワイトをベースカラーとして使用しますので、5本の爪すべてにホワイトジェルを塗っていきます。
ちなみにどのカラーをベースにするのかということですが、ブロッキングアートをする際のベースカラーの決め方としては、(1) 一番面積の広い色、かつ、(2) 一番薄い色、という条件を満たすかどうかで判断しましょう。
面積の広い色を選んでベースにすればあとのアートが楽になります。
また一番薄い色というのは、例えばブラックをベースカラーにしてしまった場合、その上にどんな色を重ねたとしても美しく発色してくれるわけがありませんよね。
3.ブロッキングアート
ベースを塗り終わったら、いよいよブロッキングアートをしていきます。
ブロッキングをする際のコツですが、半分ずつに分けてカラーリングをしていくと、綺麗に仕上げることができます。
半分アートし終わったら、もう半分についてもカラーリングしていきます。
こういったアートをご紹介すると必ず「真っ直ぐなラインをひくことができないのですがどうすればいいですか?」といった類の質問が寄せられるのですが、気にすることはありません。
多少の歪みであれば後でラインテープを貼ることによって見えなくなりますので、あまり神経質にならずどんどんアートしていきましょう。
またアートブラシを上手に扱えないという方は、ドットペンを使用すると、上手にアートすることができます。
4.テープを貼って仕上げ
一通りジェルを塗り終わったら、色の境目部分にラインテープを貼っていきます。
まずは横のラインにテープを貼って、その後で縦のラインにテープを貼ると、よりきれいに仕上げることができます。
テープを貼り終わったら、トップジェルを塗って完成です。
大人っぽく、秋っぽく、そしてとても上品に仕上がりましたね。
ブロッキングは使用するカラーを工夫することでカジュアルな感じにもガーリーな感じにも仕上げることができますので、色々と試してみてください。