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爪が割れたりボロボロに?!危険なネイルケア、3つの注意点



エミリーボード
 
最近の女性はネイルをしていない人の方が珍しいくらいネイルをする人が増えました。
一昔前なら批判を受けてしまうであろう子育てしているお母さんもネイルをすることが一般的になり、オシャレの一部、お洋服を着るような感覚でネイルを楽しむ人も多く、爪に対する美意識が高くなったことを実感する人もいると思います。


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マニキュアは自分でも簡単にできるし、ネイルサロンも最近はお値段もお手ごろになって、ネイルや爪のケア、ハンドケアが手軽に受けられるようになりました。

その一方で、爪への負担も大きくなっていることを意識したことはありますか?
見落としがちな爪への負担。ネイルをすることは決して悪いことではありませんが、ネイルをする時には爪のことを考えてネイルを行う必要があります。

では、何が爪にとって良くないことか、どうすればよいのかを説明したいと思います。

 

マニキュアは爪に良くない?

よく、マニキュアは爪に良くないといったうわさを耳にします。これは、嘘ではないものの、実際はマニキュアは爪にあまり影響しません。
爪自体は呼吸をしている訳ではなく、逆にマニキュアやトップコートを塗ることにより、爪の強化ができるためマニキュアを塗ることの利点もあります。

では、何がいけないかというと、それは「除光液」「リムーバー」を使うことです。

除光液、リムーバーによく使われている「アセトン」という成分が爪に悪影響を及ぼしやすいのです。
このアセトン入りの除光液、リムーバーはとても一般的でほとんどの除光液、リムーバーに使われているものです。
アセトンは強烈な揮発性を持っていて、ネイルを除去する時に爪につけると、爪の水分や油分を奪ってしまいます。

1回くらいでは大きな影響は出にくいと考えられていますが、これを頻繁に行ってしまうと爪の乾燥に繋がり、爪が白っぽく変色したり黄色っぽくなってしまい、自然な美しさを保てなくなります。
月に1回程度であればアセトンの使用は全く問題ありませんが、1~2週間に1回の頻度でアセトン入りの除光液、リムーバーを使うのはお勧めできません。

頻繁にネイルの塗り替えをしたい人はアセトンが配合されていない除光液、リムーバーを使うようにしないと、ネイルだけでは隠しきれないほどの爪のダメージが起きる可能性があります。
ネイルに飽きなければ、チッピングなどで剥がれてしまった部分を手直しするのが最も爪に負担のかからない方法だと言えます。

 

甘皮の除去は適度に

また、ネイルサロンなどで行う施術にも少々注意が必要です。
ネイルサロンでは色々な施術を行ってくれます。ネイルだけでなく、爪の甘皮の処理や、がたがたしている爪を真っ直ぐに整えるファイリングなどなど様々です。

爪のことを考えてしっかりと行ってくれるのがネイルサロンの特長ですが、甘皮の処理やファイリングなども爪にとって良いこともあれば悪いこともあります。

例えば、甘皮の処理のやりすぎ。
甘皮は本来、爪の根元の部分からの細菌や雑菌の侵入を防ぐ、予防する役割をしています。

必要以上に甘皮が残っている場合は、その甘皮が原因でささくれができやすかったり、爪の水分を甘皮が吸い取ることで、爪が乾燥気味になってしまい割れやすい爪になってしまう、二枚爪になってしまうなどの原因にもなりますが、ネイルサロンや自分自身でのケアの一環で頻繁に甘皮の除去を行ってしまうと、雑菌や細菌が爪の根元に入り込み細菌感染を起こしたり、爪の発育、成長を阻害する原因にもなります。

甘皮が残っていると、ネイルの見栄えが悪いということで頻繁に除去している人も多くいますが、トラブルなく甘皮を除去する目安として、2~3週間に1回のペースで行うようにして下さい。

 

ファイリングは爪に負担をかける

また、ファイリングの作業も同じことが言えます。

ネイルでのファイリングとは爪の形を整える作業のこと。
それには「削る」という方法が一般的ですが、爪を削るので、当然、本来の爪の厚さよりも薄くなる可能性が高くあります。

デコボコした爪の表面だとネイルが上手くのりにくく、美しく見えないため、ネイルサロンでもご自身のケアでもヤスリを使って爪を整えていきますが、ある程度の度合いを超えてしまったら、爪に負担がかかり、トラブルが起きやすくなります。

爪を傷つけてしまうと回復させる方法はありません。
爪が伸びるのをじっくりと待つしかないのです。

爪は1日に0.1~0.3mm程度にしか伸びず、爪全体が生え変わるには4~6か月くらいの時間が必要になります。
爪は薄くなってしまうと二枚爪や割れやすい爪、縦に線が入るなどトラブルは様々。
特に薄く削り過ぎてしまうと、爪表面に刺激が加わりやすくなり、痛みを伴うこともあるので注意が必要です。

爪のファイリングを行う頻度としてこれも甘皮の処理と同じく2~3週間に1回のペースが理想的です。
自分で行うセルフケアにせよ、プロに行ってもらうネイルサロンでの施術にせよ、行う頻度は2~3週間に1度。
これを気になるからといって頻繁に行ってしまうと取り返しのつかないことになる可能性もあるので、注意して下さい。

何事にもほどよく行うことが大切。ネイルケアは感覚を保ちながら行うのがご自身の爪を守るポイントになるので、ネイルだけではなく、自分の爪にも気を向けてあげて下さい。

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