マニキュアの正しい塗り方…肌の色でわかるあなたに合うネイルカラー
マニキュアを選ぶとき、塗るとき、気を付けている事はありますか?
ネイルサロンに行ってしまえばマニキュアの悩みなんてすぐに吹き飛んでしまうくらい簡単に綺麗にネイルを行ってくれますが、ネイルアートに興味が無くてマニキュアだけをしたい、色々な色でネイルを楽しみたい、お金をかけてまでネイルにこだわらないけれど色でネイルを楽しみたいなど、ご自身で行うネイルで満足する人は意外と多いと思います。
でも、自分でネイルをするのは少々コツがいるもの、そのコツさえつかんでしまえば、プロ級に美しいマニキュアを塗ることだって簡単にできるのです。
また、自分に合ったネイル、色の選び方なども知っておきたいポイントになります。
初めの一歩として、マニキュアを塗る前に、マニキュアの選び方をお伝えします。
ネイルの色の選び方
まず、自分の合ったネイル、色の選び方から。
日本人の肌の色はみな同じだと思っている人も多くいると思いますが、大きく分けて肌の色は4つに分類できます。
それは「ダークレッド」「ライトレッド」「ダークイエロー」「ライトイエロー」です。
自分の肌がどの色に当てはまるかによって似合うネイルの色も多少変わってきます。
ネイルの色は好みでも問題ありませんが、自分に似合う色を探すのには自分の肌の色を把握しておくと便利です。
「ダークレッド」の肌の持ち主は少々肌の色が黒い方を指します。
このような肌の持ち主はシャープで強いイメージを持たれることが多く、チェリーピンクやダークレッドといった色味が強くはっきりと出るマニキュアがよく似合います。
次に「ライトレッド」の肌の持ち主。
この色に当てはまる人は色白で、ほんのりピンクの肌の持ち主です。この肌の持ち主はほんわか優しいイメージを持たれることが多いため、マニキュアもローズやピンクベージュなど淡い感じの色味が肌の色を美しく見せてくれます。
そして、「ダークイエロー」こちらは少々肌の色が黒く黄色味がかかっている方の肌の色です。
少し日焼けをしたような感じの色味で、アクティブなイメージを持たれることが多い色。
この肌の持ち主に合うマニキュアの色は赤やゴールド、ブラウンなどで、濃い目の色がとても似合います。
最後に「ライトイエロー」この肌の色は日本人に最も多いとされている色で、色白に少し黄色味がかかっている感じです。
この肌に合うマニキュアの色はサーモンピンクやオレンジ、黒やライトブラウンなど。濃く鮮やかな色のマニキュアが映えやすく、季節に応じた色にも対応しやすい肌の色となります。
映える色はあくまでベースとして考える
このように肌の色に対してマニキュアの映える色はかなり違ってきます。
しかし、この肌の色に合わせてばかりでなく、ベースとして考え、マニキュアの色選びは用途に応じても選ぶようにして下さい。
会社勤めの方はド派手な色はご法度に近いものがあると思いますし、好みもあります。
できるだけTPOに合わせたマニキュアの色を選んで下さい。
上手にマニキュアを塗る手順
それでは、マニキュアの上手な塗り方のポイントをお伝えしていきましょう。
マニキュアを塗る前にやってもらいたいのが、ベースコートを塗ること。
この手順を抜かしてマニキュアを塗ってしまう人も多くいますが、爪を保護するためにも抜かしてほしくない手順の一つです。
ベースコートの塗り方
ベースコートを塗るときにはまず、爪の裏側(指から出ている爪の部分の裏側)に塗ります。
そして、乾いたら爪の表面を塗って下さい。
このときの注意点として厚塗りしないようにすること。
ここで厚塗りをしてしまうとマニキュアを塗る時に気泡ができてしまったり、色ムラが起きやすくなるので気をつけて下さい。
ベースコートはネイルの持ちを良くしてくれたり、爪の色素沈着を防いでくれる効果があるため必ずマニキュアを塗る前にベースコートで爪を保護して上げて下さい。
マニキュアの塗り方
次は本番、爪にマニキュアを塗っていきます。
まず、ベースコートと同様に爪の裏側(指から出ている部分の爪の裏側)を塗ります。
爪の裏側のマニキュアが乾いたら爪の表面を塗っていきます。
爪の真ん中の根元からマニキュアのハケ部分を45度に傾けて当て、その状態でゆっくり、テンポよく爪の先端までひと筆で塗ります。
爪の先まで来たら45度から90度くらいの角度をつけ素早く塗り終えて下さい。
真ん中を塗り終えたら左右を同じように塗っていきます。
真ん中のマニキュアが乾く前に左右を塗ってしまわないと色ムラが出たり、失敗の素となりやすいので、慎重かつスピーディーに塗るのがポイントです。
また、マニキュアのハケの部分がしっりと扇形に開いた状態にすると塗りやすいので、
マニキュアをハケで取る際に、マニキュアのボトルの淵でハケ部分が固まっていないか、しっかり扇形に開くかどうかを確認してから塗るようにして下さい。
塗った後、はみ出してしまったマニキュアは小筆やウッドスティックにコットンを巻き付け除光液に少し浸したものを使って拭い取ってあげれば良いので、
はみ出しはあまり気にせず塗って下さい。
マニキュアを塗り終えたらトップコートを
マニキュアが完全に乾いたら、2度塗りをし、乾いたらトップコートを塗り仕上げます。
マニキュアを塗る時は丁寧かつ素早く塗っていかないと乾いてしまい、美しいネイルに仕上げることができません。
また、しっかりと乾かしてから次の作業を行わないと失敗の素となるため、待ち時間も必要です。
手順を踏んで、丁寧、素早く、ためらい無しに塗ることがマニキュアを塗る大切な作業のひとつです。色味や発色、肌の色との相性やTPOを少しだけ気にしながらマニキュアを楽しんでください。