パワフルだけど大人っぽい!夏から秋へのイエローバリエーション
短い暑い夏だからこそ、夏にしかできないファッションを思い切り楽しみたいものです。明るく鮮やかなカラーを進んで着ることができる季節にはイエローがおすすめです。体の中からパワーをもらえそうな元気カラーで、色白の方もブラウンスキンの方でも肌色を綺麗に見せてくれる優秀カラーでもあります。日本人にはなかなか手の出ない難易度の高い色かもしれませんが、夏だらこそ大人な女性にも着こなして欲しいものです。
淡いレモンイエローがさりげないCarolina Herrera
ブランドの2015春夏コレクションでイエロー使いが光っていたのが、ニューヨーク発でドレスに定評のあるCarolina Herreraで、シンプルなアイテムが登場しています。ブランドの特徴を活かしたドレスで色味はパステルカラーのような淡いレモンイエロー、派手さが気になる方にも手軽に取り入れることができそうです。
膝上丈のイエロードレスはショートスリーブで、フォールドオーバースカートシルエットと王道ドレスの印象に、サイドのカットアウトがさりげないセクシーさと大人っぽさをプラスしています。またスカートにプリーツが入ったイエローのドレスはボディーに縦に入ったエッジシームがスタイルアップにもつながる満点ドレスです。襟付きのジャケットも同じくレモンイエローカラーで、太めに作られたスリーブと六分袖が秋口にかけてもまだまだ役立ちそうで、マッチングのスカートと合わせれば、キッチリ決めたい場面でも着られそうな仕上がりです。ストラップレスのガウンドレスはフロントにデザインされた大きめのラッフル飾りが目を惹き、ドラマティックなドレスとして女優のジェナ・ディーワンが着こなしており、レッドカーペットに映える色と美しく広がった裾が、主役級のドレスでした。
Karen Walkerからはスパイシーなマスタードイエローが
イエローカラーを用いたプリントものも存在感があり素敵です。サングラスブランドとして有名なニュージーランド発のKaren Walkerからは、レトロな雰囲気を感じるプリントものが登場しています。マスタードイエローベースにホワイトとブルーで描かれたガーデン柄が特徴的でエスニックやトロピカルなど様々なテイストがミックスされているように感じます。アイテムも七分袖のボタンダウンドレスやノースリーブトップ、シャツ、パンツやクラッチバッグなど豊富に揃っており、上下合わせたコーディネートならスパイスの効いたスタイルに仕上がりそうです。
Marniのイエローはひたすらパワフル
多くの女性憧れのMarniからはこれぞ夏というような派手でパワフルなイエロー使いのプリントものが披露されています。ブラジルをイメージしたカリオカ柄はイエローをメインにレッドやグリーンホワイト、ブラックなどを羽根のようにペイントし、カラフルでアクセントの強い印象です。
取り入れられたアイテムもオーバーサイズのパンツや長めのペプラムトップなど、他にはないシルエットでデザイナーのこだわりが感じられます。
ソランジュなどセレブたちに見るイエロー使い
セレブ達もイエロー使いがとっても素敵なので参考になります。ファッショニスタ達のオシャレアイコン、ソランジュはすでに秋の気配漂うイエローを取り入れています。Harbisonよりタンブラウンとイエローのカラーブロックジャケットはウエストからの色分けで、かつボタンでフロントのアンダーパーツが取り外すことができるというユニークなデザインです。ソランジュは外さす同色のルーズフィットパンツと合わせており、クールな印象です。キャンペーンのモデルはボタンを外し、へそ出しの斬新ルックを披露しています。オシャレだけど難易度も高いアイテムを着こなしてしまうのはさすがソランジュです。
ハイチ生まれの女優ガーセル・ボーヴァイスはZARAのイエローレイヤード、ローバックドレスを着用し、上半身を覆い隠すようなレイヤードにミニ丈でバランスの取れたドレスでした。綺麗なブラウンスキンに目を惹くイエローカラーが映えとても似合っており、羨ましい限りです。
ダイナマイトボディ、アンバー・ローズはドレスが得意なHouse Of CBから、イエローカラーのフロントカットアウト、バンデージドレスにMoschinoのホットピンクpvcショルダーバックとGiuseppe Zanottiのネオンピンクミュールで小物の色を統一したコーディネートでした。バンデージスカートによるボディフィットなシルエットにウエストのカットアウトが抜け感をプラスし、よりセクシーに見せてくれるドレスに感じました。
歌手ブランディは柄物イエロードレスで勝負で、イエローをベースにオレンジ、ブルー、ブラックを取り入れたバタフライプリントにストラップレス、ふんわり広がったスカートが女度をあげてくれそうな印象です。
淡いイエローならコーデの難易度も意外と低い?
一般受けを考えるとなかなか躊躇してしまうイエローカラーですが、レジャーやパーティなど特別な日に着こなしてみるのもポイントです。初心者は淡いイエローカラーを選んだり、プリントものなら色が主張しすぎず夏カラー、イエローを楽しめそうです。またせっかくの夏、水着として取り入れてみても、ビーチやプールでオシャレをよりアピールできそうです。