爽やかさが記憶に残る香り、カルバン・クライン「CK one」

 
1994年、今から20年前にカルバン・クラインが娘の友だちを見ていて着想を得たというのがこのCK oneです。

男子も女子も関係なく仲間同士のひとつのつながり、oneというより、日本語ではunitに近いような意味でこちらのネーミングがつけられました。そこから、彼はユニセックスで使えるという香りの追求を始めたのです。発売当初から爆発的な人気を誇り、男性にも女性にもたくさん使用されました。

爽やかなユニセックスの香水

その香りは、ベルガモット、ガルダモン、パイナップルのフルーツ系の甘さが漂い、ナツメグやジャスミン、バイオレット、ローズの奥深さ、フローラルさもあります。そして、オークモスやアンバー、サンダルウッドのウッディー系のユニセックスで使われる香りがふんだんに使われています。

その調和はティーの香りがいっぱいに突き抜け、さわやかな花々が辺り一面に広がり、パイナップルの甘みと、アンバーが仕上げを行います。当時の都会的でモダンなデザインが流行っていたファッションと同様のおしゃれな香水に仕上がっています。

エコロジーを表現したボトルデザイン

また、そのシンプルなすりガラス調のボトルデザインで、パッケージにも再生紙を使用し、エコロジーの効用を表現したこともポイントの一つでした。そして、そのスタイリッシュな香りは世界中のティーンエージャーから、大人の男性、女性にも人気を博しました。発売から一年で1500万本以上も売れました。

CK oneの評価

甘くて魅惑していくような香りなので、シーンを選ばず魅力的に見えます。どんな時間帯にも、どんなシーンにも使え、本当に使い勝手が良かったこともたくさん購入された一因でしょう。シンプルなカジュアルスタイルのファッションにとってもフィットします。

それは当然日本でも大人気でした。今までにつけられた方々も多いでしょう。CK oneは私の周囲の人々に聞いてみると、とっても記憶に残ると言っていました。

今の30代の方々はちょうど販売され始めた時期と青春時代がかぶっているので、その頃の若者はよくつけていたようです。その時、過去の恋人がつけていた香りだったりすると印象に残っているのでしょう。それほどCK oneは人気だったということです。

今なお人気の高いCK one

今ではCK oneのいろいろなエディションが出ています。限定モデルのものなども販売されて、発売から20年経つ今なお人気です。

昨年の夏に出たCK one summer 2013は私も購入して使いました。人気の香水、流行の香水をつけるのはダサいなんて思わずに、一度使ってみてはいかがでしょうか。人気の香水には、人気の秘密が必ずあります。これをまとえば、あなたもCK oneユーザーの仲間入りです。

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