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伊豆大島ジオパーク④島から眺める海エリア、海岸沿いにも生きている地球を感じられます



伊豆大島ジオパーク

 

伊豆大島ジオは三原山や陸地だけでなく、海近辺にもジオが点在している。また、東京から離れているとはいえ、東京都にこんなに綺麗な海があることは都民として誇らしいことである。海水浴や海岸沿いドライブの際には是非ジオにも足を運んで頂きたい。

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赤禿(あかっぱげ)

衝撃的なネーミングにやや驚く“赤禿”だが、草木がなく山肌が見えていることを意味する。
大島西海岸サンセットパームライン沿いにある、赤い岸壁。3400年前の噴火の際に噴出した赤いスコリアが積もってできたもの。大島の青い海と赤禿のコントラストが美しい絶景ポイント。

 

 

波浮港(はぶみなと)

大島の玄関口でもある波浮港は、湖のように穏やかな港。9世紀中頃の噴火でマグマが水蒸気爆発を起こし湖が形成された。その後、1703年の小田原地震により、海とつながったので、もともとは湖だったのだ。江戸時代になると港として整備された。ヨットなども多く停泊しており、三宅島や伊豆諸島の経由地点としても利用されている。

 

 

トウシキ

トウシキとは、噴火で飛んできた石が、地面にめりこんでいる様子。つい、今しがた石が降ってきたような感じで地面が形状記憶されている。9世紀中頃に起きた波浮港の噴火地点から飛んできたと言われている。岩場の磯となっており、近辺にはシャワー、トイレ付きのキャンプ場がある。

 

 

地層大切断面

元町港から波浮港へ向かう道路沿いにある地層大切断面でバームクーヘンの愛称で呼ばれている。
地層断面からは、100年~200年ごとの大噴火の歴史が見られる。スコリア、火山灰、風化火山灰、腐植土から形成されており、土があった層には草花がちょろちょと生えている。また、この層の中には伊豆諸島の噴火で発生した火山灰なども混じっている。

 

 

火山博物館

ジオ初体験はとにかく火山博物館!大島ジオの拠点ともなっており、大島、三原山の成り立ちなどがわかりやすく解説されている。展示物も多く火山を専門とした博物館の中では、世界でもトップにクラスにはいるほど豪華な施設だ。映像ホールでは1日3回「70ミリのワイド・スコープで見せる火山と暮らし」が上映されている。また、火山博物館の駐車場には噴火で起きた“岩なだれ”を見ることができる。地味ではあるが、マニアックなスポットなどで見ておこう。

 

 

野田浜

波浮港のちょうど真反対にある野田浜。海底には溶岩が作り出した大きなアーチがあり、光が差し込みとても幻想的な景色が見られる。是非、ダイビングをして魚たち一緒にくぐってみたい。

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この記事は当ブログのライター「bohemian」が書きました。

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