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ラ・メール・プラールでオムレツを…モン・サン・ミシェルの見どころ



外出する女性
 
フランスの西海岸、サン・マロ湾内に突き出たように浮かぶ小島。


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聖書に登場するキリスト教、七大天使の中の1人、聖ミカエルのお告げによって小島に教会が建てられたという伝説がある。そのため、「聖ミカエルの山(モン・サン・ミシェル)」がこの修道院名の由来。元々は教会だったが、10世紀に教会の礼拝堂を地下へ移動し、メインを修道院として再建築されたのだ。

 

モン・サン・ミシェルの見どころ

モン・サン・ミシェルは教会、修道院だけでなく、時代によって様々な施設に変貌した。14世紀の百年戦争では、要塞として軍事施設となり、18世紀のフランス革命では監獄として使われていた歴史がある。高い城壁に囲まれたモン・サン・ミシェルを“古城”だと思っている人も多いはず。しかし、お城として使われていたことは一度もない。

 

ラ・メルヴェイユ(回廊)

最上階の回廊で、最も有名な見どころ。驚異の建築(ラ・メルヴェイユ)と呼ばれる理由がこのゴシック様式の回廊にあり、中庭も素晴らしい。ここは、修道士たちの憩いの場として、使われている場所。

 

シンプルな内装

内装は厳粛な修道院らしく、質素で厳か。高い天井から窓から差し込む光がやわらかく、静かな気持ちになれる。大天使ミカエルの像もある。

 

テラスからの景色

西側のテラスからは干潟の風景が見られる。どこか特別な場所へ続いているように見える風景は実に幻想的。

 

ライトアップされたモン・サン・ミシェル

ライトアップは日没とともにされるので、時期によって時間が異なる。
ゆっくり夜のモン・サン・ミシェルを見るならば、宿泊が断然おススメ。朝靄の景色も幻想的。時間のない人は、ライトアップに合わせた日帰りツアーも出ている。

 

空、海、モン・サン・ミシェルで完成系

TVやガイドブック、パンフレットのイメージと違う・・・というのは、よくあること。モン・サン・ミシェルもこれに然りで、孤島の修道院というイメージとは一変、車に道路と近代文明がしっかりと行き届いている。
空と海の背景を意識した写真と、駐車場からの写真をそれぞれ撮るのがおススメ。行った人にしかわからない、とっておきの写真になること間違いなし。

 

モン・サン・ミシェル周辺の観光地

1979年にモン・サン・ミシェルと周辺の湾は世界遺産に登録。年間観光者、巡礼者の数は300万人にもなる。そうとなれば、周辺も栄えないはずがない!モン・サン・ミシェルよりもこっちがお目当て!なんていう観光客もいるほどの人気店もあり。

 

名物はオムレツ! ラ・メール・プラール(LA MERE POULARD)

プラールおばさんのオムレツとしてモン・サン・ミシェル人気のレストラン。ふわふわのオムレツは食べごたえあり!コースまたはセットの注文になるのでお値段はやや高め。日本語メニューあり。
ホテルも併設しているので宿泊も可能。

■ラ メール プラール (La Mere Poulard)
Grande Rue, BP 18 Le Mont-Saint-Michel, Manche, 50170

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この記事は当ブログのライター「bohemian」が書きました。

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