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シュテファン大聖堂1:ウィーンのどこからでも見える圧巻の大聖堂。ぜひ上ってみて



 

シュテファン大聖堂は、オーストリアの首都、ウィーンのシンボルであり最大観光スポットの“シュテファン大聖堂”。13世紀末に繁栄を遂げたハプスブルク家を象徴する教会だ。
シュテファン大聖堂1
シュテファン大聖堂2

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観光中に迷ったときの目印にも!

大聖堂は12世紀中頃に建てられたが、13世紀、14世紀、15世紀と改築がされており、一番高い南塔は15世紀に完成。高さは約137メートルあり、ウィーンの街中のあちこちから塔が見える。
ウィーン観光中に道に迷ったら、塔の位置が現在地の目安や方角のヒントになることも。
また、大聖堂はモーツァルトとコンスタンツェ・ウェーバーの結婚式が行われた場所としても有名。ちなみに、モーツァルトの葬儀もシュテファン大聖堂で行われた。
2001年ウィーン歴史地区の1つとして世界遺産に登録されている。

 

 

シュテファン大聖堂の見どころ

様々な建築様式が混在している教会

シュテファン大聖堂は12世紀~15世紀にかけて改築や修復が行われたため、その時代ごとに流行の様式が取り入れられている。12世紀に建設された聖堂内や祭壇はバロック様式、正面ファサードは13世紀の流行ロマネスク様式。建築様式の説明はなかなか難しいが、外観、内装、ファサードを見て回ると、雰囲気が少しずつ違うことがわかる。違いを見つけるのも楽しみ方の1つ。

 

ウィーンのシンボルへのぼる

高さ137メートル、ウィーンシンボルの塔へ。343段のらせん階段をのぼると、地上から74メートルの展望台へ。ウィーンの街並みを一望できる。北塔からは大聖堂のモザイク屋根を近くでいることができる。細かい装飾は見ごたえあり。
2.5ユーロ(北塔はエレベーターありで3.5ユーロ)

 

地下墓地 ※撮影禁止エリア

カタコンベと呼ばれる地下室にある墓地には、ウィーンの歴代司教やハプスブルク家一族の臓器のみが安置されている。心臓と遺体は別の教会に安置するという変わった風習が当時はあった。

 

礼拝式

シュテファン大聖堂は厳粛なるカトリック教会。イエスに「感謝の祈り」を捧げるミサが毎日行われている。日曜と祝日は7:30~21:00まで。聖堂内は紫や淡いピンク、ターコイズなどのライトで照らされて、とても異空間。

 

ライトアップされた大聖堂

23万枚のステンドグラスで造られた大聖堂の屋根がライトアップされ、昼間とはまた違う幻想的な世界観を作り出している。

 

 

ガイドツアーを利用する ※残念ながら英語のみ

ガイドブックだけの情報では拾いきれない生きた情報を知るには、やはりガイドツアーがおすすめ。ツアーが何種類かあるので、時間や自分のお好みをチョイスするこができるのでありがたい。ツアーを組み合わせて余すところなく大聖堂を知り尽くすのもあり!
英語のツアーなので意味ないじゃんと思うかもしれないが、個人では入れない場所の見学もできるので、それだけでも参加する価値はある。

 
ツアー開催:月曜日~土曜日(9:00~11:30/13:00~16:30)・日曜日、祝日(13:00~16:30)
料金:5~10ユーロ

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この記事は当ブログのライター「bohemian」が書きました。

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