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オーストリアが誇る観光スポット「ザルツブルク大聖堂」モーツァルト生誕の地もここ



ザルツブルク

 

オーストリアの首都ウィーンは言わずと知れた世界遺産の宝庫。
しかし、オーストリアが誇るもの、それは、偉大な作曲家モーツァルト生誕の地であること!そして、モーツァルトが20歳まで過ごしたのが、ドイツの国境近くにあるザルツブルク。偉大な作曲家、ゆかりの地に佇むザルツブルク大聖堂は必見の価値あり。

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大司教の夢、破れたり

16世紀末、大司教であったディートリヒは、カトリックの総本山、サン・ピエトロ大聖堂をしのぐ、超大規模かつ豪華な教会をザルツブルクに建設しようとした。しかし、その行為を含め、私利私欲に走り過ぎたディートリヒ大司教は、失脚と相成り計画は白紙に。

 
現在のザルツブルク大聖堂は17世紀建築されたもので、ディートリヒが夢見た規模からすると、とても小さいそうだ。ただ、正面のファサードから祭壇までの身廊の長さ、椅子の数、天井の高さを見れば、これでも十分大規模だと言える。しかも、収容人数は1万人ときた。もし、ディートリヒ大司教がバチカン超えの大聖堂を建設していたら、ザルツブルクは間違いなく“北のローマ”となっていただろう。

 

 

ザルツブルク大聖堂の見どころ

 

7つの鐘

大聖堂に設置された7つの鐘は1つ1つに名前が付き、中でもザルヴァトール(救済の鐘)は高さ14メートルで重さは15トン以上。オーストリアで2番目に大きな鐘として有名である。
また、7つの鐘が奏でる音色はオーストリアで一番美しいとされている。

 

モーツァルトの洗礼盤

音楽の神様モーツァルトが洗礼を受けたとされているロマネスク様式の洗礼盤。音楽ファンなら間違いなく感銘のスポット。

 

聖堂内のオルガン

祭壇の両サイドの柱に1つずつオルガンがあり、後方には大きめのオルガンが設置されている。
不定期開催でオルガンコンサートが行われ、それはそれは大音響で素晴らしい音色を響かせる。
ミサでもオルガン演奏があるので、是非行っておきたい。

 

 

ザルツブルクの世界遺産人物

ザルツブルクが誇る音楽家と言えば、モーツァルト。クラシック音楽ファンも、そうじゃない人も知らない人はいないと言っても過言ではない。淡いレモンイエローのモーツァルトの生家は、博物館として見学することができる。モーツァルトが幼少の時に愛用していたオルガンやバイオリンなどが展示されている。

 
開館:9:00 ~17:30
料金:10ユーロ~

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この記事は当ブログのライター「bohemian」が書きました。

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