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ロンドン中心部の世界遺産「ウェストミンスター寺院」ウィリアム王子の結婚式が行われた



ウェストミンスター寺院

 

ロンドンの中心にあるウェストミンスターにある寺院。
11世紀中頃、修道士としても過ごしたエドワード王によって設立されており、イギリス国教会の大聖堂なのだ。
そのため、英国国王の戴冠式や儀式などが執り行われてきた。また、歴代イギリス国王や女王、歴史に名を残す重要人物や政治家などの故人が埋葬されている。
ちなみにダイアナ元妃の葬儀が行われたのもウェストミンスター寺院。
2011年には、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式が行われた大聖堂として、再び脚光を浴び、多くの観光客が訪れている。


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英国最大規模のゴシック教会は見どころ満載

11世紀中頃に建立された寺院は13世紀に入りヘンリ3世によって大幅な改築がなされた。18世紀につくられた西門からはパリの教会建築の影響を受けていることがわかる。
全長約265m、部屋数は1100室以上、100の階段と11もの中庭数を誇るさすが英国。
残念ながら聖堂内はすべて撮影禁止。しかし、日本語オーディオガイドは完備している。

 

聖堂内の天井

高さ31メートルの天井。幾何学的な模様で施された天井の石柱は、イギリスで一番美しいとされている。ウェストミンスター寺院は建築を楽しむというよりも、英国にゆかりある偉人たちのお墓詣りと行ったニュアンスがやや強い。

寺院全体がお墓なので、やたらに触ったり、足元に注意してほしい。

 

詩人コーナー

文学者や音楽家、芸術家の墓碑がある南翼廊。中にはこんな方も。152歳まで生きた男「トーマス・パー」その生涯はもはや芸術ということで詩人コーナーに安置されたのだろうか。

 

北歩廊にナイチンゲール

英国歴代王から著名人たちが埋葬されている寺院で、現在は定員オーバーとなっているそう。
中には日本人にも馴染み深い著名人が眠っている。北歩廊にはクリミア戦争の看護婦で伝記でもお馴染みの“ナイチンゲール”の石碑がある。

 

 

日本人にとっても身近なウェストミンスター?

私たち日本人の子供のころから耳馴染みになっている「キーンコーンカーンコーン・・・」のチャイム音!

ロンドンを歩いていると正午に聴こえてくる。実は、ウェストミンスター寺院に隣接しているビッグ・ベンの鐘の音で「ウェストミンスターの鐘」という。

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この記事は当ブログのライター「bohemian」が書きました。

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