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恐竜渓谷ふくい勝山ジオパークの見所は、なんといっても恐竜化石発掘現場を見学できること!



勝山ジオは「恐竜・化石」「火山と火山活動」「地質・地形遺産と人々の暮らし」の3つのテーマで構成されている。
勝山市全域がジオパーク範囲ではあるが、比較的こじんまりとまとまっているのが勝山ジオの特徴でもある。

 

恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク
また、勝山ジオのメインでもあり拠点ともなっている「恐竜博物館」は、A級観光スポット。そのため、ジオファンにとっては、土臭さがなく逆に物足りないのでは?とやや心配に。しかし、そこはご安心を!大胆に切り崩した発掘現場を現地で観察することができる。博物館に収まりきらないスケールこそ“ジオパーク”なのだ。

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恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク①
恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク②
恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク③
恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク④

 

 

子供も大人も楽しい恐竜博物館

ジオファンならずとも、ジュラシック・パーク世代なら1度は行っておきたい恐竜専門の博物館だ。勝山駅前からコミュニティバスに揺られること約15分、銀色に輝く巨大な卵が現れる。インパクトのある外観に期待値は高まる。
博物館内は、勝山ジオの一番の見所である恐竜の化石はもちろんだが、大型ジオラマや映像を駆使した展示にも圧巻。3つのゾーンがあり、恐竜の歴史を紐解き、そして生命の歴史、さらに地球の科学へとつながっていく。
また、40体以上の化石と1000を越える標本が展示されているため、日本には珍しく広大な敷地面積を誇る大博物館となっている。施設内にはカフェ&レストランも併設されており、お昼の心配もいらないので1日中楽しむことができる。さらに、これだけ立派な外観と貴重な展示物、映像シアターなどを有しながら、入場料はなんと大人700円という安さなのも魅力の1つ。

 

 

恐竜博物館アクセス情報

■開館時間:9:00-17:00
■入 館 料:大人700円・小中学生250円・高大学生400円
■休 館 日:12月29日-1月2日
■所 在 地:福井県勝山市村岡町寺尾51-11 かつやま恐竜の森内
■TEL:0779-88-0001
■URL:http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/

 

 

化石の発掘現場を見学できる!恐竜化石発掘地

恐竜博物館に展示されている化石たちが発掘された現場が観察できるスポット。
日本で発掘された恐竜の化石、約8割がこの場所から発掘されている。
4回目となる発掘調査が2013年から始まっているので、一見すると工事現場のよう。新たな化石が発見される瞬間に立ち会えるかもしれない!という期待感でテンションが上がる。
また、博物館から発掘現場(北谷町の杉山川上流)までのウォーキングコースがお勧め。片道約8キロ約210分となっており、途中、渓谷や女夫岩(めおといわ)、流紋岩などジオパークらしい風景も見ることができる。
さらに、コスモス畑や薬師神社の大イチョウなど季節折々で違った景色を楽しめるのも魅力。基本的に杉山川沿いに進むので迷うこともなく、のんびりと勝山を堪能することができる。

 

 

恐竜化石発掘地アクセス情報

■問い合わせ:勝山市役所企画財政部未来創造課ジオパーク推進室
福井県勝山市元町1丁目1-1
TEL 0779-88-1115

 

 

地元の子供にも大人気のかつやま恐竜の森

勝山市長尾山総合公園は「かつやま恐竜の森」として、地元の子供たちにも親しまれている大型公園。
アスレチックやティラノサウルス、アパトサウルスの遊具などもあり、ちょっとしたテーマパーク感覚で楽しめる。
ティラノサウルス広場では、利用料金1000円でバーベキューをすることができ、夏は大人のグループやファミリーで大いに賑わっている。
お勧めは、公園内の「どきどき恐竜発掘ランド」で開催されている、化石発掘体験だ。
実際の道具を使って石を叩いたり削りして、化石を探し出す。大人も子供も夢中になってトントンカンカンやっている。主に巻貝や二枚貝、淡水生物、シダや種などの化石が中心に発掘できる。ごく稀に恐竜やワニの化石が見つかることもあるので、みんな真剣そのもの。

 

 

かつやま恐竜の森アクセス情報

■開館時間:8:30-20:30(冬期時間18:00まで)
■休 館 日:12月29日-1月2日
■所 在 地:福井県勝山市村岡町寺尾51-11
■TEL:0779-88-8777
■URL:http://www.kyoryunomori.net/

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この記事は当ブログのライター「bohemian」が書きました。

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