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No.5とNo.19 シャネルの名香を創った二人の調香師の物語



私が愛しているシャネルの香水。

 
香水

そのシャネルの名香を2つ紹介したいと思います。


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また、その香りを創りだした二人の調香師にも触れながらお話したいと思います。

 

華やかでクールな名香シャネルNo.5

まずは名実ともに名香の名を欲しいままにする、シャネルNo.5です。

宮廷調香師のエルネスト・ボーをディミトリ大公から紹介され、感性の似ていた二人はすぐに意気投合した。そして彼女はボーに「ドレスの如く人の手によって生まれた香り、ローズやミュゲでもない、複雑な香りが欲しい」と告げた。そういって生まれた、まるで抽象画を描いたような香水、No.5が生まれたのである。

 

シャネルNo.5の香り

トップはベルガモット、レモンの爽やかさがあり、だんだんとローズやミュゲのフローラル感、ゴージャス感が漂い、それをアシストするジャスミンが顔を出します。
最後はベチバー、サンダルウッドのウッディ感、バニラの甘さがグッと香りに温かさと甘みのあるコクを与えます。

 

世界中で愛されるNo.5の魅力

1921年に作られて、今なお有名人やハリウッド女優に愛されています。それは、No.5の香りが象徴するクールで誇り高き女性の像に、自分たちを近づけようとしたり、あるいは自分たちの感性の象徴だと捉えているからかもしれません。

私は男性であるので、体温が女性に比べて少し高く、揮発性が高いために、オーデトワレが使用頻度としては多いのですが、No.5に関してはパルファムとオーデトワレを両方使用しています。
No.5のパルファムのコクや奥深さは他の香水では真似できないものがあります。たった一滴でここまで華やかに、そして明るく輝きを放つ。それがNo.5のエッセンスです。

 

シャネルNo.19

そして、No.5に負けず劣らずのNo.19です。

シャネルの誕生日から名付けられたこのNo.19は彼女が無くなる数週間前に発売されました。
ウーマンリブが叫ばれる1970年、後任を任された調香師アンリ・ロベールは、彼女の想起する過去の情景、豊かな緑、田園風景を、その香りの一瓶の中にたっぷりと凝縮させました。女性がこれから社会に出て、解放されていくのだ、という意気込みさえ感じさせます。

 

シャネルNo.19の香り

トップからヒヤシンスやベルガモットがその田園にそよ風を吹かせ、ミドルで田園の横に咲くローズやジャスミン、アイリスなどフローラルな花々が見つかります。
最後は田園を取り囲む木々、森のウッディさがオークモスやシダーウッドの香りにのせて表現されます。

 

個性的な女性を表現するシャネルNo.19

まだ完全なる成熟はしていないかもしれない。だけれど世界や時は待ったなしに変動し、激動を迎える。そんな社会にしがみつき、立ち向かおうとする女性の生き様、ひいてはココ・シャネル自身を表現しているような印象を受けます。

No.5の妹であると表現されますが、姉が王道を行くなら、私は個性的に勝負するという勝ち気な、おてんば娘がこのNo.19なのかもしれません。

 
あなたは王道の綺麗さを行くのか、個性を光らせて他を抜いて行くのか。どちらにせよ、『香水の意味を知ってまとまっている女性には、必ず輝かしい未来が訪れる』ことでしょう。

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この記事は当ブログのライター「ペングー」が書きました。

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