プチ整形で使う「ボトックス」はボツリヌス菌」という毒素!効果は?
皆さんは「ボトックス」とい言葉を聞いたことがありますか?「ボトックス」とは、美容外科や美容クリニック「プチ整形の手術を行う際に使われる成分で、もともとは「ボツリヌス菌」と呼ばれる毒素のことなんです。
「ボツリヌス菌」という毒素を「プチ整形」に使う!?
え?毒素を「プチ整形」に使う!?と、驚かれた方もいらっしゃることでしょう。それでは、「ボトックス」についての詳しいご説明をさせて頂くことにしましょうね!「ボトックス治療」は、もともと眼科で行われていた「斜視(しゃし)治療」、「眼瞼痙攣(がんけんけいれん)」などに対し、行われていたものなんです。
上記の症状の大きな原因は、「筋肉の委縮」によるものが大きいとされています。そこで、筋肉の動きを妨げる「ボトックス」が効果的であるということがわかり、さらにその応用として、美容外科や美容クリニックなどで行う施術にも使われるようになったというわけです。
「ボトックス」の美容効果
さて、それでは次に、「ボトックス」の美容効果についてのお話に移ることにしましょう。
「ボトックス」を使った施術の特徴は、「メスをまったく使わない」という点にあります。どういうことなのか、ご説明しましょう。「ボトックス」は、注射針により皮下へ注入されるため、メスを使う必要はまったくないんです。つまり、メスを使う美容整形などと比較した場合、「傷痕ができない」、「腫れない」という大きなメリットを持っているんですね。
「ボトックス」はお顔のシワ取りにとても効果的
では、「ボトックス」を使った具体的な施術をひとつ、ご紹介しておくことにしましょうね!
筋肉の動きを妨げる「ボトックス」は、お顔のシワ取りにとても効果的!例えば、目尻、口元、額に注入すると、2~3日後にははっきりとした効果が現れ、その効果は約3か月間持続します。また、注入後3日程度は内出血ができたり、内出血の跡が黄色くなったりすることがありますが、それらの跡は1週間程度で綺麗になくなります。また、注入後すぐにメイクをすることもできますので、お仕事帰りなどにも、気軽に受けることができる施術であると言えるでしょう。
「ボトックス」を注入する際の注意点
最後に、「ボトックス」を注入する際の注意点をひとつ、挙げておくことにします。
前述のとおり、「ボトックス」は筋肉の動きを妨げる作用を持っています。例えば、額に「ボトックス」を注入したとしましょう。この場合、注入量が多すぎると額の筋肉がまったく機能しなくなり、「眉が下がった状態」となってしまう危険性があります。こうなってしまうと、不機嫌な表情になってしまったり、起こっているような表情になってしまったりと、あまり宜しくない状態となってしまいます。
もしもあなたがボトックスの注入をお考えなら!事前に注入する部位と注入量と、担当医としっかり話し合っておくことが大切ですね。